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 先日、英国で中共ウイルス(新型コロナウイルス、SARS-CoV-2)の変異種が発見され、パンデミックが過熱し続けていることから、日本は28日以降の新規入国申請をすべて停止した。 これに対し、台湾の中央伝染病指令センターの報道官の庄仁祥氏は、台湾のウイルス予防規制は日本よりも厳しく、既存の規制を維持すると述べた。

 中央通信社の報道によると、庄仁祥氏は27日午後の新型コロナウイルスに関する記者会見で、入境者の14日間の隔離と秋冬の特別防疫対策を今後も維持すると述べた。台湾では早い段階で、台湾人でも外国人でも海外から入国する人は、搭乗前3日以内の核酸検査(PCR)の陰性証明を提示し、14日間の隔離とさらに7日間の自主健康管理を行うことが義務付けられている。今後、これらの措置でウイルスを食い止められないと判断された場合や、変異したウイルス株が増えた場合に検疫対策が調整される可能性がある。

 指令センターによると、「感染症の予防及び管理に関する法律」と「重症及び特殊感染性肺炎の予防、管理及び救済に関する特別条例」に基づき、隔離中に許可なく外出するなど法規に違反した者には20万台湾ドルから100万台湾ドル(約74万円から370万円)の罰金、入国時に情報の不備や偽った情報を記入したり、所轄官庁の検疫チェックに協力しなかったりした場合には1万台湾ドルから15万台湾ドル(約3万7千円から約55万円)の罰金が科せられる。4月時点で、すでに318人、2714万8千台湾ドル(約8千万円)の罰金が科せられた。

 台湾は現時点で本土や移入症例にかかわらず、英国の変異したウイルスが確認されていない。

 自由時報によると、蔡英文総統は27日午後、世界的な流行の深刻さを再認識し、防疫対策を怠ってはならないと述べた。

 「今年のパンデミックに対抗し、台湾のしっかりした防疫対策によりいつも通り節日を楽しめ、イベントが行える世界で少数の国家となった。台湾の経済成長も再びアジア四小龍のトップに立つことができた。しかし、新たな本土症例の増加は、防疫対策を怠ってはならない戒めである」

(翻訳編集・北条)

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