上海で強制解体、世帯主がガス爆発で自殺した現場(イメージ:ツイッターより) 

 11月30日、あるネットユーザーが海外のソーシャルメディアに動画をアップロードし、「11月29日正午、上海の董家渡3号が強制解体されるため、ガスボンベに引火した世帯主が死亡し、解体作業員数名が重傷を負い、瑞金病院に搬送された」と説明した。動画によると、煙の中に小さな建物が見え、現場には作業車や作業員がたくさんいる。この地域では一部を除いてすべて取り壊されている。

 他のネットユーザーがシェアした11月2日に撮影した動画によると、同世帯主が「政府が董家渡3号をグリーンタウングループに売却し、開発業者は20年前から土地を買い集め、今、黄浦区政府は開発業者の凶悪犯として、私の私有地を強引に奪い、不法に解体しようとし、憲法と財産権法に違反しており、私は死ぬ気で自分の家を守る」と話していた。動画では、解体作業員が無理矢理解体する姿が見られる。

 現在のところ、同事件について、公式メディアは報道していない。

 ネットユーザー は「この土地は悪に満ちている!」「これらの悲劇は全て中国で隠蔽され、報道されず、周りの人以外は誰も知らない」「人々を絶望に追い込まなければ、自殺という選択をしなかったはずだ」「中国人自身が血の教訓を得て初めて、中国共産党という悪魔を徐々に認識できるようになる」「中国共産党の体制を覆さなければ、私有財産は保護されず、このようなことが起こり続ける」といったコメントを残した。

https://twitter.com/qingshanlan/status/1333253771707756544?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1333253771707756544%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.secretchina.com%2Fnews%2Fgb%2F2020%2F12%2F01%2F954258.html

(看中国記者・文儷/翻訳・北条 )