11月10日(火)、米郵便局の内部告発者は、数日前に、ペンシルベニア州の郵便局長による投票用紙の不正行為に関連する証拠を暴露した後、連邦捜査官に脅されたと述べた。これは連邦捜査官が報復に関与していることを示す爆発的な証拠となった。記者のオキーフ氏は、「今は、人間の魂が試される時であり、勇敢に行動することが必要だ」と述べた。
米非営利報道機関「プロジェクト・ベリタス」の創設者ジェームズ・オキーフ氏は11月10日、ペンシルベニア州の郵便局長の不正行為を通報した内部告発者リチャード・ホプキンス氏に対する脅迫について、ティーザー動画を公開した。
ホプキンス氏が数日前、ペンシルベニア州の郵便局長は、4日に集めた郵便投票用紙を全部3日の消印を押して、有効票として集計できるように従業員に要求したと暴露した。彼はその後、米国郵便局総監察長事務所の捜査官から尋問を受けた。
オキーフ氏の公開した郵便局捜査官がホプキンス氏を脅迫した録音では、ラッセル・ストラッサー捜査官がホプキンス氏に「I am trying to twist you a little bit(意訳:私はあなたの考えを少し変えようとしている)。我々には上院議員や司法省がバックに関与している、我々は…」と、その時、ホプキンス氏は口を挟み、トランプ大統領の弁護士がずっと私と接触していると述べた。
しかし、捜査官は 「私はあなたに少しだけ考えを変えてほしい。信じても信じなくても、考えを変え始めるだろう。あなたのために特別に何かをしてあげよう、少しでもプレッシャーがかかるようになったら、あなたの考えはクリアになるでしょう・・・或いは、別のエクササイズをして頭をスッキリさせましょうか」と答えた。
10日、民主党主導の下院監視委員会は午後5時過ぎに、内部告発者のホプキンス氏が告発を取り下げたとのツイートを3回連続で発信した。夕方、ワシントン・ポストはまた、「匿名した官員によると、ホプキンスは告発を撤回したと月曜日の宣誓供述書に署名したという。ホプキンスの主管者は、告発は100%虚偽であり、投票用紙の時間を遡って不正行為をしていないと言った」と報じた。
捜査官の脅迫やワシントン・ポスト紙のデマ報道に対して、ホプキンス氏は火曜日に公開されたビデオの中で、彼は選挙不正告発を撤回していない、それらの報道はフェイクニュースであると述べた。
オキーフ氏によると、事実は、記事を掲載される前に、ホプキンス氏がワシントン・ポストの記者に連絡して真実を伝えようとしていたという。しかし、記者は彼との会話もコメントの発表も拒否していた。また、ホプキンス氏はすでに現地の郵便局から、無給停職を知らせる手紙を受け取ったと明らかにした。
オキーフ氏は「ホプキンス氏は海軍の退役軍人として、インタビューで泣いた。彼はアフガニスタンで耐えたものよりも辛いと言った」と述べた。
Richard Hopkins, a Combat Veteran and a marine with a daughter never asked to go public or for any of this. In the full interview released tomorrow, he said this harder than what he endured in Afghanistan.
The post office has placed him on non-pay status. pic.twitter.com/f054fa0D7I
— James O'Keefe (@JamesOKeefeIII) November 11, 2020
トランプ大統領の顧問弁護士であるルディ・ジュリアーニ氏は、火曜日にこの暴露された録音をリツイートし、「このストラッサー氏という捜査官は誰のために働いているのか、誰か見つけられないのか?」と投稿した。
オキーフ氏は「今は人間の魂が試される時であり、勇気ある行動が必要だ」と述べた。
(翻訳・藍彧)