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 新型コロナウイルス感染が拡大し続けている中、最近中国政府は「ダブル陰性証明」の規定を公表した。この規定により中国人が帰国する難易度を引き上げた。

 外国における中国大使館の公式サイトは、近日相次いで緊急通知を掲載した。中国に渡航する者は、登記する48時間以内の現地の検査機構が発行した核酸検査と、血清中のIgMによる抗体検査それぞれの陰性証明を現地の中国大使館に提示して、緑の健康コードあるいは健康診断証明書をもらう必要がある。

 さらに、乗り継ぎが必要な場合、乗り継ぎした国で2回目の核酸検査と抗体検査を行う必要があり、制限時間もある。上記の規定は11月6日より実行開始。

 環宇バケーション旅行社の責任者葉秋生は「この新しい規定は飛行機の乗り継ぎ便利用のハードルを上げた。乗り継ぎする際に通常3時間から3日かかるが、その短時間で核酸検査と抗体検査を同時に受けて現地の中国大使館に健康コードを申請することはほぼ不可能である」と述べた。

 ドイツのミュンヘンで大学に通っているリュウさん(仮名)はドイチェ・ヴェレのインタビューで、「新しい規定はつまり海外にいる中国人に対し、『帰ってくるな』と言っているようなものだ。私はもう諦めた。毎日チケットの値段チェックをしなくて済むのだ」と話した。

 今年初め、中国武漢で新型コロナウイルス感染が拡大し、中国の地方当局の隠蔽により、パンデミックとなった。海外の華人が帰国しようとしたとき、中国当局に阻まれ、帰国した華人が不当な扱いを受け、中には自殺した者もいた。

(翻訳・北条)