米参議院、国土安全と政府事務委員会主席ロン・ジョンソン氏(イメージ:Wikimedia Commons / Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0

 民主党候補のジョー・バイデンは、10月22日の米国大統領選挙の最終討論で、次男ハンター・バイデンは中国共産党からお金を受け取っていないと述べた。これに応えて、米国上院議員のロナルド・ハロルド・ジョンソンは10月24日にツイッターで「ジョー・バイデンはまた嘘をついている!」と書いた。

 ジョンソン議員はツイッターで、ハンター・バイデンが中国共産党から資金を受け取ったという証拠として、不適切な海外収入に関する米国国土安全保障および政府問題に関する上院委員会の調査報告を引用した。

 「報告書の78ページ目、2017年8月4日に、中国華信能源傘下の華信インフラ投資会社の社長である董龚文(Gongwen Dong)がハンターの法律事務所オワスコ(Owasco)に10万米ドル送金したと記録されている。同日、華信インフラは董とハンター・バイデンが共同で設立したハドソンウェスト III(HW3)に500万米ドル送金した。2017年8月8日から2018年9月25日まで、HW3は、「相談料」という名目でハンターの法律事務所オワスコに頻繁に資金を提供しており、年間総額4,790,375米ドルになっている。」

 ジョンソン議員は23日、英語版「エポック・タイムズ」とのインタビューで、この調査報告書は氷山の一角に過ぎないと述べ、「さらに徹底的に調査する必要がある」と述べた。

(翻訳・北条)