イメージ:たれぞう / PIXTA(ピクスタ)

 中国疾病予防管理センター(CDC)は17日夜、青島市新型コロナウイルス(中共ウイルス)感染症の感染ルート調査中に輸入冷凍タラの外包装か活きたウイルスを単離したと報告した。コールドチェーン食品の外包装から新型コロナウイルスを単離することに成功し、活きた新型コロナウイルスが付着した外包装との接触が感染につながることを確認した世界初の事例となった。

 中国の公式報告によると、青島本土の感染はゼロになったという。

 これを受けて、ネットユーザーは「今回青島の感染はまた責任転嫁した。この前はサーモン、オーストラリアビーフ、今回はタラ、次回は?」と揶揄した。

 コメンテーターの鄭中原氏は今回、青島市での流行は10月初めの大型連休前にすでに始まったと分析した。鄭中原氏は「今では各地から青島に行った観光客を追跡しており、北京を守ろうと公言して警戒体制に入っているほか、青島保健委員会の局長を解任したことから、明らかに大問題になっている。 現在、全市範囲の検査で陽性の感染者がいなかったというのは政治的なクリーンアップである。さらに、最新情報では新たな症例はすべて海外からの輸入品であり、中国共産党の一貫した責任転嫁の手法に沿ったものである。これは10月末に第19期中央委員会第5回全体会議を開くための政治的需要で、まず感染状況を隠し、会議の後で、感染が隠しきれなくなれば、発表するというやり方である。しかし、これは中国国民にとって致命的なことだ」と述べた。

(翻訳・藍彧)