中国は黄海で海面発射型キャリアロケット長征11号を打ち上げた(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 連雲港海上安全管理局と上海海上安全管理局はいずれも15日から17の間にロケットが打ち上げられると15日に発表した。15日の午前9時頃、中国は黄海で海面発射型キャリアロケット長征11号を打ち上げた。同時に、ツイートで「中国の台湾島上空を通過」と明記し、非常に挑発的な動きを見せた。

 チャイナニュースサービスは、15日の午前9時23分に、海面発射型キャリアロケット長征11号で9つの衛星を黄海から高さ535キロの太陽同期軌道に送り込んだと報じた。このミッションは、長征シリーズのキャリアロケットの346回目の打ち上げである。

 個人軍事アカウント「CHINAエアスペース」がウエイボーで公開したトラックマップによると、黄海の海上発射基地からロケットが発射された後、フェアリングとロケットの第1部が東シナ海に墜落し、ロケットは南下して飛行し続け、台湾上空を北から南へと通過し、南シナ海へと飛行する。今回のミッションについて、「CHINAエアスペース」は 「中国の台湾島上空を通過」とマークしただけでなく、「クス笑い」のステッカーもつけて、挑発的なニュアンスが強い。

https://twitter.com/qingshanlan/status/1305721694921793536?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1305721694921793536%7Ctwgr%5Eshare_3&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.secretchina.com%2Fnews%2Fgb%2F2020%2F09%2F16%2F946219.html

(翻訳・北条)