2018年4月23日~24日、宇都宮での公演を終えた神韻国際芸術団は、埼玉県川口市の川口総合文化センターで2日に渡って2回の公演を行った。様々な芸術を見てきた日本人たちが高く評価する舞台は、古典舞踊や音楽の技術面だけではなく芸術家の内面の修養も重んじているという。

精神性を基盤とする芸術

古代中国で、芸術を嗜むものは「徳」を修めていた。芸術とは、天上の神を讃美し善行を育むためのものとされていた。純粋で謙虚な気持ちから作品を生み出せるよう、座禅を通して自己を練磨することはめずらしいことではなかった。神韻のアーティストたちは、この高貴な伝統を踏襲している。

「天国の風景を見ているようでした」

イネイブル株式会社 代表取締役小川秀樹と夫人(撮影:廣田寛光/看中国)

「日本の踊りにはないものですね。日本の踊りはゆっくりであまり回転がない、勢いを感じました」と感想を述べてくれたのは特殊精密工学部品の設計販売などを行うイネイブル(株)を経営する小川秀樹氏。

奥様も大変感動している様子で「天国の風景を見ているようでした。音楽と映像とダンサーが一体になっていて見事でした。中国の本当の長い歴史が美しく表現されていて感動的でした」と語ってくれた。

家族4人が公演にご満悦

家族4人で神韻を鑑賞した中村さん御一家(撮影:廣田寛光/看中国)

川口に住んでいるご両親と神韻を鑑賞するために宇都宮から車でやってきた中村長司さん。中村さんは宇都宮のラジオ曲「ミヤラジ」の取締役を務め、自らも番組を担当している。

息子夫婦に招待されたことを嬉しそうに説明してくれたお母様と「とてもいい親孝行ができましたね」という記者の投げかけに対して笑顔でうなずく中村さん。睦まじいご家族全員が公演に満足している様子だった。

奥様は「物語と舞踊、オーケストラ、スクリーンが一体になっている。スクリーンは動かないと思っていましたが、動いたことに驚きました」、「司会されていた方が、短い言葉の中にもうまく表現されており、見る前に聞くことによって演目を理解しやすかった」と感想を述べてくれた。

中村さんは神韻芸術総監督に対するメッセージとして、「世界を回ってお客様を相手にして理解してもらうのはとても大変だと思います。中国の古典という立ち位置に重点を置き、そして舞台でお客さんに理解してもらえるような演出がなされている、現代の演目にも共感が持てました」と尊敬の意を表した。

「細かいところから大きな流れまで配慮された演出でした」

東京工業大学 精密工学研究所の堀江三喜男教授「一体感は感動の一言です」(撮影:廣田寛光/看中国)

「大変すばらしい、中国の歴史を少しだけ理解した気がします。男性も、女性も技の域に達している。まさに5千年の歴史を感じる踊りでした」と感動を述べてくれたのは東京工科大学 精密工学研究所の堀江三喜男教授。

堀江教授は、大学に来る大勢の中国人留学生にどのように神韻を伝えるか? という記者の質問に対し、「君たちは中国5千年の歴史を背負って今日があるのだから、将来さらに進歩するような形で今を生きなさいと言いたい」と留学生たちへの励ましの気持ちを表した。

最後に「細かいところから大きな流れまで配慮された演出でした」と芸術総監督を称賛した。

(田作驕)