中国語の宣言を読んでいる郝海東氏(イメージ:YouTube動画スクリーンショット)

 北京時間6月4日早朝、「新中国連邦」がネット生放送で成立を宣言した。バノン氏は英文の世界を代表して宣言を読み、中国サッカーの名将・郝海東氏は中国語の宣言を読み上げた。

 ツイッター「喜馬拉雅国際工作站」によると、米国に亡命した中国の実業家・投資家である郭文貴氏が主導した「新中国連邦」の建国が北京時間6月4日朝(米国東部標準時6月3日午後)に宣言された。前中国サッカーの名将・郝海東氏が建国宣言の中国語版を読み上げた。彼は中国共産党政権の暴政の歴史を生中継で話し、「新中国連邦」の樹立を宣言した。元ホワイトハウス首席戦略官および上級顧問のスティーブン‧バノン氏が英文の宣言文を読み上げた。

 1970年生まれの郝海東氏は、中国では誰もが知っている超有名サッカー選手だ。中国の強豪チーム「八一」と「大連実徳」でプレーし、リーグ得点王で知られている。代表チームの主力メンバーでもあり、引退後も活躍している。

 郝海東氏は先月、ソーシャルメディアにおける投稿で微博のホット検索に登場したことがある。彼は微博で、文化大革命中に迫害されて死亡した北京大学の才女・林昭に関する文章を転載し、ネットユーザーの広範な憶測を呼んだ。

(翻訳・柳生和樹)