河南省洛陽市新安県竜潭大峡谷の鉄索橋が13日、突然横転し、復数の観光客が逆さまにぶら下がりました。観光区の関係者は、観光客自身が揺れ動かしたことが事故の原因だと主張しています。

 ネット上で出回っている動画によると、河南省洛陽市の竜潭大峡谷にある鋼索橋が突然横転し、多数の観光客が地面から数十メートルの空中で「逆さま」になりました。これらの観光客はほとんどが頭を下に足を上にして吊るされており、幸いにも全員が安全ベルトを着用していました。

 これに対し、当該観光区のスタッフは、「安全問題は存在せず、ただ観光客が自分で揺れただけです。橋には二重の安全措置があり、安全ロープと安全ロックがあります。観光客が足を踏み外しただけです」と主張しています。

 この発言に対し、多くのネットユーザーは、「観光客のせいにするか?観光区の声明が理解できない。これはあなたたちの安全対策が不十分だったということではないの?」、「明らかに自分たちの設備が安全でないのに、責任を観光客に押し付けるなよ」と非難しました。

 公開された資料によると、竜潭大峡谷にある鉄索橋は、崖の上に建てられ全長88メートル、高さ36メートルに達していると言います。

(翻訳・吉原木子)