中国の有名な障害者ブロガーである「クリスティーナ」が、中国南方航空が単独での旅行をする障害者の搭乗を拒否したと訴え、ネット上で注目を集めました。

　「クリスティーナ」は、中国で有名な障害者ブロガーで、中国においては最大規模のソーシャルコマースプラットフォームである小紅書で11.4万人のフォロワーを持っています。彼女は両膝以下が切断されており、旅行やスケートボードを楽しむ動画や、バリアフリーを推進する動画を頻繁に投稿しています。

　「クリスティーナ」が6日に投稿した動画には、中国南方航空が単独での旅行をする障害者の搭乗を拒否したと訴えました。

　彼女によると、出発の2週間前に南方航空に車椅子サービスを申し込み、電話で相談した際、同伴者が必要であるという規定があると言われ、何度も相談した結果、南方航空は同伴者なしでの搭乗を許可したとのことです。

　彼女は5日、武漢天河国際空港に到着した後、南方航空の職員から、同伴者がいない場合、車椅子サービスを申し込むことができないと言われました。結局、彼女は南方航空により搭乗を拒否されました。

　この件がネット上で注目を集めた後、7日の昼間に南方航空は謝罪を行いました。

　これに対して、多くのネットユーザーは、「国内最大の国有民間航空会社の傲慢さを十分に示している」「申請して承認されたのになぜダメなのか？これは信頼性の問題で、ただのごめんで済むことじゃない」とコメントしました。

（翻訳・吉原木子）