昨年4月、河南省、安徽省などの村鎮銀行が預金者の預金を凍結した。それから1年以上経った今でも、多くの預金者が預金を取り戻せていない。最近、安徽省の預金者が集まって、抗議活動を行った。

 ネットユーザーが投稿した動画には、10日午後3時過ぎ、安徽省の大勢の預金者が40度に迫る猛暑にもかかわらず街頭に出て抗議し、「安徽省政府、預金を返してくれ」と叫びながら歩いている様子が映っている。

 この熱い天候の中、熱中症になった人もいれば、旧病が再発した人もいた。しかし、抗議者たちが行く先々で、一番多く目にしたのは、問題を解決する役人ではなく、警察であった。

 さらに、別の動画にはこれらの抗議者が高架橋に上がり、「安徽銀行、預金を返せ!」、「安徽政府、預金を返せ!」と書かれた横断幕を掲げる様子が映っている。

(翻訳・吉原木子)