中国遼寧省瀋陽市渾南区の爆発事故現場(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国遼寧省瀋陽市渾南区(こんなんく)のラーメン店で26日午前、液化ガスタンクの爆発事故が発生した。公式によると、これまで1人が負傷したという。中国本土でのガス爆発は、この6日間で6件目だ。

 ユーチューブチャンネル「大象新聞」によると、26日11時ごろ、遼寧省瀋陽渾南区東湖街道古城子地区のラーメン店で爆発が発生し、液化ガスタンクの爆発が疑われ、現場は煙やほこりが巻き上がり、店が倒壊したという。

 ネットユーザーが投稿した動画では、26日、遼寧省瀋陽渾南区古城子村の分岐点にあるラーメン店で激しい爆発が発生し、ラーメン店が全壊し、レンガや瓦礫が100メートル近く離れた場所にまで吹き飛ばされた様子が映っている。

 爆発が起きた時、煙がもうもうとしていて、威力が凄まじく、店全体が廃墟となった。瓦礫の中に、ほこりにまみれ、誰だか見分けが付かない面目全非(めんぼくぜんひ)の男が横たわっていた。

 当局は1人が軽いけがをしたと発表した。

(翻訳・藍彧)