脱線した列車(ネットより)

 中国の貴陽市から広州市までの高速鉄道列車が4日午前、貴州省の榕江駅付近のトンネル入り口で走行中に、突然の土砂崩れに見舞われ、列車が脱線し、運転士1名が死亡、車掌1名と乗客7名が負傷した。

 中国公式メディアによると、、貴陽北発広州南行き旅客列車D2809が4日10時30分頃、貴陽-貴州線の榕江駅に入る前の月寨トンネル入り口で、突然押し寄せてきた土砂崩れに見舞われ、7・8両目が脱線し、車掌1名、乗客7名が負傷し、運転士1名が死亡した。列車に乗っていた他の136人の乗客はすでに全員避難した。

 地元のネットユーザーが撮影した動画には、貴州高速鉄道の榕江駅付近のトンネル入り口で突然土砂崩れが発生し、土石流が高速鉄道の線路に押し寄せる様子が映っている。トンネル入り口の前には川に架かる鉄道橋がある。貴陽から広州までの高速鉄道列車がちょうどこの時に走ってきて、土石流に遭い、脱線し、鉄道橋から落ちそうになった。線路の大きなレールがねじれて変形して宙に浮いてしまった。

(翻訳・藍彧)