(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国共産党(以下、中共)の国務院副首相である孫春蘭氏は12日から13日にかけて、流行が深刻な大連に赴き、いわゆる「流行の予防と制御に関する調査と指導」を行った。 ネットユーザーは、孫春蘭がコロナの予防・制御を指導したことで、1日あたりの新規感染者数がすぐに急転直下して制御された状態になったことが異例で注目すべき点であるとしている。さすがに「中共」ウイルスだけのことはあり、「中共」指導者の指導によく従っていると、揶揄ったネットユーザーがいた。

 中国公式メディアの報道によると、12日から13日にかけて、孫副首相が大連を視察し、疫病の予防と対策を調査・指導した。孫氏は荘河で、学園都市や関連企業、ホテルなどを訪問し、大学での疫病の予防と制御、人員の隔離、コールドチェーン(低温流通体系)管理、環境消毒、検疫所の管理などについて現地調査を行った。

 ネットユーザーは、大連の4日から現在まで、毎日確認された新規感染者数を統計した。孫氏が大連に到着してから、1日の新規感染者数が13日の61人から14日の25人へと激減し、15日の16時には新規感染者数がゼロになっていることがわかった。

 しかし、大連のネットユーザーは、大連の実際の現状を一部明かした。

 孫氏は14日、大連市甘井子区にある陽光駅城宜居苑団地を視察したが、住民たちはマンションの下に訪れていた孫氏に向かって「食べ物がない」「物価が高すぎる」と家の窓から叫んでいた。しかし、孫一行は聞こえないふりをして、すぐにその場から立ち去った。

 ネットユーザーが投稿した動画には、15日の早朝、大連市甘井子区の大勢の住民がバスに乗せられ、集中隔離施設に送られる様子が映っている。

(翻訳・徳永木里子)