エリア51(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 アメリカの有名な「UFOハンター」であるスコット・C・ウェアリング(Scott C. Waring)さんは昨年9月、「Google Earth」の衛星画像で、ネバダ州に位置する「エリア51」に、高さ16メートルの動ける「人型ロボット」を発見しました。同じ頃に自身が撮影したニューヨーク上空で旋回する4つのUFOの動画もネットにアップロードしました。

 昨年9月、ウェアリングさんは「Google Earth」衛星画像から、エリア51の建物の間に、人型の何かがそびえ立っていることをはっきりと確認したとメディアに語りました。

 高さ約16メートルの人型の物体。その隣にもう一つの小さな人型の物体の姿もありました。さらに、異なる時間に閲覧する画像では、人型物体の姿勢がそれぞれ違う為、この物体は動くことができる可能性が高いとウェアリングさんは推測しました。

 ウェアリングさんは、「Google Earth」に座標「37°13’26.3″N 115°49’02.4″W」を入力すると、この人型物体が見えると言いました。この物体は米国空軍の目くらましなのかもしれないが、大型ロボットに関する実験をしている可能性もあると推測しました。

 9月19日、ウェアリングさんは自身が撮影された未確認飛行物体の動画をアップロードしました。動画では、UFOだと疑われる4つの飛行物体がニューヨークの上空で光り、約8分間旋回し続けました。

 アメリカ・ネバダ州の砂漠に位置する「エリア51」は、冷戦時代に米軍に建設された施設・ネリス試験訓練場内の一地区です。この地区で、米軍は新型戦闘機の研究、開発と製造を行いました。一部の施設は1955年に稼働し始めましたが、米国中央情報局(CIA)がその存在を公式に認めたのは2013年のことでした。

 「エリア51」は厳重な警備をされていて、宇宙人を監禁や研究する場所とも言われているので、とても好奇心を刺激されます。昨年8月31日、新聞紙『デイリースター』は、ウェアリングさんが「Googleマップ」で「エリア51」の近くに、3つの入り口を持つ「エイリアンの地下基地」を発見したことを記事にしました。

 「エイリアン愛好家」のウェアリングさんによる数々の驚くべき報告により、宇宙人がすでに米国のロボット製造に協力しているのか、この写真は米軍が宇宙人の協力を受けた証拠なのかと、巷で話題になっています。

 ウェアリングさんが発見した人型物体が本当にロボットなのかどうかについて、米国政府は公式な声明を出していません。しかし、ご存じのように、「エリア51」に関するこのような噂は決してマレではありません。実際、米軍の「ブラックテクノロジー」と呼ばれる兵器の多く、例えば、SR-71偵察機「黒鳥」、F-117戦闘機、RQ-180無人機などは、「エリア51」で開発されています。

(翻訳・心静)