先月瀋陽市が浸水する様子(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 秋が近づいているが、中国はいまだに洪水の脅威に直面している。中国水利部は22日、「松花江2020年第2号洪水」が発生し、黒龍江省は洪水の黄色警報を発令した。その後3日間で雲南省、貴州省、広西チワン族自治区、一部の中小河川で警戒レベルの洪水が発生した。

 中国水利部のウェブサイトによると、9月22日午後1時5分、降雨と上流からの水の影響で、松花江上流の幹流ハルピン水文の水位が警戒水位(118.30メートル)に上昇した。「松花江2020年第2号洪水」と番号が付けられ、今年は中国で21番目の洪水となったという。

 黒龍江水文水資源センターは9月22日午後2時に松花江ハルビン区間の洪水黄色警報を発令した。

 9月22日午後2時、松花江の多くの地域で水位が警戒レベルを超えた。水位が警戒レベルを下回るのは、10月前半頃になると予想される。

 今後数日間、中国の多くの省で大雨が降り、局地的に豪雨が降る見込みだ。

 中国水利部の統計によると、今年中国の平均降水量は616ミリで、平年同期より13%多い、1961年以来2番目に高い。全国で833の河川が警戒レベルを超えた洪水が発生し、平年同期より80%多い。そのうち、267の河川が保証水位を超え、77の河川が歴史的な記録を超えた。長江、黄河、淮河、珠江、松遼、太湖など6つの主要な河川流域で21回の洪水が発生した。1998年の統計があって以来、最も多く、平年より1.6倍以上の洪水が発生した。

 実際、中国では今年に入ってから、疫病、洪水、イナゴ、地震、雹、台風、火災、爆発さらには6月には雪が降るなど、自然災害、人災が相次いでいる。

(翻訳・藍彧)