中印国境で対峙しているインド軍と中国軍の兵士(YouTube動画のスクリーンショット)

 中印国境で9月7日に、1975年以来初めての威嚇射撃があった。9月8日、インドメディアがインド軍による前線の写真を公開し、中国軍の装備が大幅にグレードアップされ、各兵士がライフルと長刀を持っていることがわかった。中国側は再び流血衝突を引き起こす可能性があると指摘された。

 インドニュースメディアNDTVによると、9月7日、中国軍の兵士がレザンラ(Rezang La)とムクパリ(Mukhpari)のインド軍陣地付近に到着し、インド軍陣地に侵入しようとしたという。

 インド戦線からの写真には、中国軍がライフルと長柄刀類兵器を武装している姿が写っている。

 同報道によると、9月7日、中国軍がムクパリのインド軍陣地付近に到着した際、インド軍が警告を発し、中国側が制御線を越えれば射撃されると警告した。この間に警告射撃があったが、双方は非難し合っている。

 インドメディアの情報筋は、中国側の意図は6月20日にあった衝突と同様だと指摘した。6月20日の衝突では、双方に死傷者が出た。しかし、今回、中国軍は前線で初めて長刀や小銃を所持し、装備が以前より大幅にグレードアップされた。

 中国軍の装備増強から、中印の衝突に死傷は避けられないだろうと予測できる。

長刀とライフルを持っている中国軍の兵士:

(翻訳・藍彧)