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 米国にある中国語ラジオ放送「希望之声(Sound of Hope Radio)」7月16日の報道によると、武漢市長江の水位は武漢市の路面よりもはるかに高い位置にまで達し、堤防の各所から漏水し、市内が随時水没される可能性があるという。

 同日、武漢市長江の水位は28.26メートルに達し、すでに武漢市の路面高さを上回っている。武漢は現在川沿いの堤防にだけ頼っており、もし堤防が崩れると、武漢市内の 3から4 階以下の建物はすべて浸水することになる。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、武漢市長江沿いの堤防は各処から漏水し、土嚢で補強する対策に追われて非常に危険な状態にある。

 動画を撮影した男性が驚いた声で「どうして水が溢れているか」という疑問に対し、堤防関係者は「長江の水位がすでに路面よりも高くなっているからだ」と答えた。男性はその後「ほら、皆さん、この堤防は決壊するのでは?」と言った。

 現在、武漢市長江の水位は29.73メートルで、警戒水位まで1.5メートルの差しかない。三峡ダムが全力で放水すれば、武漢は間違いなく水没される。現在、三峡ダムは水位が急上昇し続けており、この6日間で6メートル以上上昇し、いつ決壊してもおかしくない。今はまだ増水シーズン前、7月下旬から8月中旬にかけて本格的な増水期に入ると予想されている。

【翻訳編集】Visiontimesjp News