iPhone 18 Proシリーズは2026年9月18日に発売されました。iPhone18 Proと18 Pro Maxの2モデルがあり、新色のバーガンディが特に注目されています。日本での価格は18 Proが21万9800円から、18 Pro Maxが23万9800円からです。
上海の陸家嘴にある直営店では、発売日当日の午前8時の時点で、店の前に100人以上が集まりました。杭州の店舗でも、午前5時から並ぶ人がいたそうです。店の周辺では転売目的とみられる人たちの姿も目立ちました。転売業者から買うと特に人気のPro Maxは、700元から800元、日本円でおよそ1万7000円から1万9000円ほど上乗せされるとされています。
発売前は、「今年のiPhoneは売れない。」という見方もありました。ですが実際には、大手通販サイトで18 Proシリーズの発売直後の売上が前年の17 Proシリーズの2倍となり、過去最高を記録しました。ネット上では、「絶対買わないと言っていた人も、結局は注文するんだよね。」という声も上がっています。
中国ではここ数年、国産品を買って応援する「愛国消費」が広がり、ファーウェイのスマートフォンを買うことにも愛国的な意味合いが込められてきました。ですが、「小粉紅」と呼ばれるそうした考えを持つ若者の中にも、実際に使ったあとで後悔する人がいます。長年ファーウェイを愛用してきたという女性も、最終的には手放すことにしたと明かしました。
「P9からP70 Proまで、ずっとファーウェイを使ってきました。夫のスマホも、家のタブレットもパソコンも、ほぼ全部ファーウェイなんです。車までファーウェイ系です。でも、HarmonyOSは対応してないアプリが本当に多いです。アメリカの制裁を受けた頃から、いつか性能が良くなると思ってずっと待っていました。でも、もう、さすがに我慢の限界です。抖音(中国版TikTok)を見てると、突然落ちることがあるし、前より不便になってきた気がします。」
別の利用者も、不満をあらわにしています。「HarmonyOSって、どうして抖音を開くと画面が真っ白になることがあるんだろう。しかも1回や2回じゃない。購入したときは定価より高い金額を出して、長く順番待ちして手に入れたのに。2年でもう役目を終えたのかなと思ってしまう。毎日のようにすごいと宣伝されているのを見ると、逆にあきれてくる。」
6千元から7千元、日本円でおよそ14万円から17万円ほどし、機種によっては1万元、日本円でおよそ24万円を超える高額モデルでも、チップ性能には限界があり、重いゲームでは動作が不安定になったり、本体が熱くなりやすかったりするといいます。さらに、Googleのサービスが使えないことも不満の一因です。もともとGoogleが使えない中国国内では大きな問題になりにくいものの、海外のアプリやゲーム、地図、メールを使おうとすると、不便さが目立つようです。高価格帯モデルはiPhoneに近いか、それ以上の値段になっていますが、性能やカメラではまだ差があると感じる人もいるようです。そのため、同じくらいのお金を払ったのに、使い心地はiPhoneほどではないと受け止める人も少なくありません。
大学生向けの情報を発信しているあるブロガーは、こうした状況について次のように指摘しています。
「ファーウェイで一番性能が高いKirin 9030 でも今の高性能なAndroidスマホのチップと比べるとやはり差がある。1番性能の差が分かりやすいのはゲーム。ゲームをしない大学生なんてほとんどいないでしょ?ファーウェイを買ったら、一緒にゲームをやる相手に嫌がられるかも。もしゲームはもうやらないって割り切って買うなら、それはそれでありだと思う。」
このブロガーはさらに、大学生がよく使う専門的なソフトの中には、そもそもファーウェイ端末では利用できないものもあると話しています。
Androidアプリとの互換性をなくした最新のHarmonyOSを搭載した新しい機種にも、厳しい見方が出ています。
「ファーウェイのPura80シリーズは、買わないほうがいいと思う。HarmonyOS 5が入ってるんだよね。でもこのOSは、まだ完成していなくて、対応してないアプリもある。そこが普段の使い勝手にかなり影響する。しかも以前のバージョンに戻せない。」
「ファーウェイの新しい機種を買って、何日か使ってみたけど、ネットで言われてた通りだった。使えないアプリが多い。細かなところで不便に感じる部分も多い。カメラはほんとにきれいで、そこはかなりいいんだけど。アップデートしたら余計に重くなったっていう書き込みも見たし、性能も5年前からあまり変わっていないって言う人もいる。初めてファーウェイを買ったのに、がっかりした。」
「みんな、ファーウェイのスマホはもう絶対にやめといたほうがいいと思う。これ、ファーウェイの新しいモデルなんだけど、見てほしい。リフレッシュレートを高めに設定してるのに、抖音に切り替えた瞬間これだよ。120Hzにしてるのにカクつく。これでファーウェイの新機種使ってるって、人に言うのもちょっと恥ずかしい。」
新型iPhoneの値段をめぐっては、穀物の量に置き換えたこんな投稿も見られました。「穀物5トンで、やっとiPhone1台買えることに気づいて、さすがに言葉が出なかった。5トンて言われてもピンとこないかもしれないけれど、人が生まれてから100歳くらいまで食べていける量なんだ。」
(翻訳・吉原木子)
