5月10日午後、東京・浅草で「第27回世界法輪大法デー」および法輪大法が伝えられてから34周年となることを祝う大規模なパレードが開催されました。ベトナム、マレーシア、インドネシア、台湾、韓国、そして日本各地から数百人の法輪功学習者が集まり、浅草の街は華やかな熱気に包まれました。

 世界的な観光地として知られる浅草には、この日も大勢の観光客が訪れていました。パレードは「天国楽団」を先頭に出発しました。青いユニフォーム姿の楽団員たちが迫力ある演奏を披露すると、多くの観光客や行き交う人々が足を止め、スマートフォンで写真や動画を撮影していました。

 「天国楽団」のすぐ後には、日本の伝統的な衣装を身にまとった女性たちの隊列が続き、色鮮やかな装いで日本文化の美しさを表現していました。さらに、「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」「世界法輪大法デーを祝賀」など、中国語、日本語、英語で書かれた横断幕を掲げた隊列が続きました。

 功法実演隊では、学習者たちがゆったりとした動きで法輪功の動作を披露し、穏やかで静謐な雰囲気を作り出していました。隊列の中盤と最後尾では、金色の衣装を身に着けた腰太鼓隊が登場し、赤い太鼓を打ち鳴らしながら力強い演舞を披露しました。沿道からは大きな拍手や歓声が沸き起こりました。

 パレードを見学していた日本人の女性は、「音楽がとても迫力があり、伝統的な日本の衣装を着た方々の列も美しくて、素晴らしいですね」と話していました。
ベトナムの著名な歌手、ター・トゥ・ヒエン(Tạ Thu Hiền)氏は取材に対し、「私はもともと伝統文化が大好きで、日本の奥深い文化にも以前から強い関心を持っていました」と語りました。

 また、11年前に重い病気を患っていたものの、法輪大法の修煉を始めてから人生が大きく変わったと振り返りました。「今こうして元気に生きていられるだけでなく、『真・善・忍』の教えに従って、より良い人間になろうと努力できるようになったことが、私にとって一番大きな変化です」と述べています。

 さらに、「国や民族が違っても、人間として大切にすべき道徳的な価値観は共通していると思います。善良さや思いやりの心が、世界中に広がってほしいと願っています」と語りました。

 アメリカのミシガン州から観光で訪れていたエリックさんは、今回初めて法輪功について知ったそうです。サックスの演奏経験があるというエリックさんは、「音楽にすぐ引き込まれました」と語りました。

 「こうして演奏しながら行進するスタイルには親しみを感じますし、とても良いですね」と笑顔で話していました。

 イギリスのロンドンから家族旅行で日本を訪れていたトムさんも、「これまで法輪功については知りませんでしたが、その場でスマートフォンで検索して興味を持ちました」と語りました。

 「とてもカラフルで活気があり、同じ理念のもとにたくさんの人が集まっているのが印象的でした。日本文化を体験する旅の中で、特別な思い出になりました」と話しています。

 また、「健康や瞑想に関係する修煉法だと聞いて、とても興味深いと感じました」と述べ、「本当に素晴らしいイベントですね」とご家族とともに感想を語ってくれました。

 アメリカのフロリダ州マイアミから訪れていたクリスティーナ・ドゥシェーンさんと友人のルズ・バエズさんは、普段からヨガや瞑想を実践していることから、このイベントに強く惹きつけられたそうです。

 ドゥシェーンさんは、「週に2、3回、1時間ほど瞑想をしていますが、以前より身体の痛みを感じにくくなりました」と話していました。

 一方、バエズさんは長年ヨガを実践している「ヨギ」であり、「心身の修養に関心があるので、法輪功にも自然と興味が湧きました」と語りました。また、この日受け取った資料をフロリダへ持ち帰り、通っているヨガスクールのインストラクターとも共有したいと話していました。

 東京都在住の美也さんは取材に対し、「この10年間、中国の人権問題に関心を持ち続けてきたため、法輪功についても注目してきました」と語りました。また、法輪功学習者の方々に向けて「諦めずに、頑張り続けてほしいです」とエールを送っていました。

 初夏の陽光の下、音楽、伝統文化、そして多国籍な参加者たちによって彩られた今回のパレードは、多くの観光客の注目を集め、浅草の街に国際色豊かな風景を描き出していました。

(報道と撮影・黎宜明、丹丹/翻訳・吉原木子)