「躺平」(横たわり主義)という言葉は2021年から中国で流行り始めた流行語で、「頑張らない、競争しない、欲張らない、最低限の消費水準の生活に満足し、心静かに暮らす」という状態を表しています。中国経済の低迷、格差社会、新型コロナの流行による社会問題の激化を背景に、若者は将来に希望を持てず、「躺平族」になる人が続出しています。彼らのスローガンは「家を買わない、車を買わない、結婚しない、子供を生まない、消費しない」などです。