北京市自宅隔離者が装着した電子リストバンド(ネットより)

 中国共産党は感染予防のため、また新しい措置を打ち出した。北京で自宅隔離者の人たちは電子リストバンドを24時間装着させられ、毎日データをアップロードするよう強要された。市民は24時間のデジタル監視は嫌だと怒った。

 多くの北京市民が13日と14日、電子リストバンドの着用を強制されたとネット上で不満を漏らした。これらのネットユーザーは、地方から北京に戻った後、当局の要求に応じて自宅隔離を行っていたところ、電子リストバンドの装着を求める政策更新の通知を受けたと明らかにした。

 当局は、入浴や充電を除いて24時間着用する必要があると要求している。また、電子リストバンドからモニタリングデータをアップロードするために、携帯電話に専用のアプリをインストールし、1日に5分以上アプリを開いておく必要がある。

 中国メディアによると、北京の一部地域では、13日夜からこうしたケースが相次いでいて、SNS上では批判の声が上がっている。

 「届いた電子リストバンドのパッケージに『3C(中国強制認証)』の認証がなく、商品の品質が保証されていないため、着用しなかった」

 「隔離期間中に体温を定期的に報告したり、抗原・PCR検査をしたりしているのに、なぜ人権侵害の疑いのある電子リストバンドを使わなければならないのか?ひどすぎる!」

 「24時間のデジタル監視は嫌」

 「個人情報は保護するというが信じられない」

 北京在住の日系企業駐在員は、「センサー付きの部分と本体をこのバンドにくっつけて腕にはめて、常に着けていられるようにする。着けなかったら何が起きるのか、そこがよく分からないのと、データが自動的に報告されているのかどうかが分からない」と述べた。

 世論の圧力の下、北京市衛生健康委員会は、「感染予防のための各コミュニティの要請だろう」と主張し、責任回避しようとした。これに対し、電子リストバンドを回収する地域も出てきた。

(翻訳・藍彧)