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 中国では、新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)の流行が続く中、「鳥からヒトへ」のH5N6型鳥インフルエンザ感染が再発した。

 台湾メディア『ニュートーク(NEWtalk)』によると、中国広東省衛生健康委員会は10月28日、同省東莞市でH5N6型鳥インフルエンザのヒト感染が1例確認されたと報告した。

 確認された感染者は、広東省東莞市在住の豚肉販売業者52歳男性であり、10月20日に発熱、咳、頭痛、倦怠感などの症状を現し、同日、地元の医療機関に入院したという。症状の悪化により、10月23日に集中治療室に移送され、28日にH5N6型鳥インフルエンザウイルスの核酸検査で陽性反応を示し、鳥インフルエンザのヒト感染が確認された。患者は発症前に、家禽市場での活動歴があった。

 2014年4月以降、四川省、広東省、雲南省、湖北省、湖南省、安徽省、広西チワン族自治区、江蘇省において、H5N6型鳥インフルエンザの感染が確認され続けてきた。

(翻訳編集・徳永木里子)