上海当局は20日、新型コロナウイルス(中共ウイルス、covid-19)の感染拡大に備え、浦東空港に2階建ての隔離病棟を大量に建設した。ネットユーザーによると、上海当局は浦東空港の感染が深刻化することを察知し、事前に準備していた可能性があるという。

 中国公式メディアによると、上海市は20から21日にかけて、5人の感染者が確認されたという。5人とも浦東空港の外国貨物機の作業員である。感染がどのように発生したのかや感染源などについてはまだ明らかにされていない。

 中央通訊社の報道によると、中国の現在の空港の防疫規定に基づき、感染が確認されれば、貨物輸送は基本的にすべて停止され、関連貨物ターミナルは少なくとも14日間閉鎖される。したがって、浦東空港の航空貨物輸送に大きく影響する可能性があるという。

 浦東空港に2階建ての隔離病棟を大量建設中の動画をネットユーザーが投稿した。

(翻訳・吉原木子)