河北省保定市の駅前(ツイッター動画のスクリーンショット)

 河北省保定市を経由する高速鉄道で6日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者が確認された。同列車に乗っていたすべての乗客が降車させられ、PCR検査を受け、そのまま保定市で隔離されたという。市当局は感染者がいないと発表したが、すべての濃厚接触者を感染者として確診している。

 ネット上で投稿された動画によると、6日午前、保定市にある中国高速鉄道京広線・保定駅の駅前広場に複数の防疫車が止まっており、市当局が多くの防疫スタッフを派遣したという。

 動画を撮影した保定市在住の男性は、「今日午前、保定市のすべての病院の救急車が集まった。(保定駅を経由する)高速鉄道に4人の濃厚接触者が確認された。すべての乗客が降車させられ、PCR検査を受けている。そしてそのまま保定市に隔離される。駅の今の様子を見てみよう。長蛇の列だ。保定を通る際にはくれぐれも気を付けて」と話した。

(翻訳編集・常夏)