アメリカ合衆国議会議事堂(パブリック・ドメイン)

 米連邦上院は、2020年大統領選挙の不正行為について、来週水曜日(12月16日)に公聴会を開くことを決定した。これは2020年の大統領選挙不正に関する連邦レベルでの初の公聴会である。

 この公聴会は、ロン・ジョンソン委員長の上院国土安全保障政府問題委員会で行われる。ロン・ジョンソン上院議員は声明で、「私は、提起されている多くの問題が、裁判所ですでに適切に解決され、そして解決され続けていることに気づいている。しかし、明白な違反があり、十分な審査が行われていないため、多くの米国人は2020年の大統領選挙の結果が合法だとは考えていない」と述べた。

 ジョンソン上院議員はさらに、「疑惑を解決する唯一の方法は、十分な透明性と国民に知らせることだ。それが公聴会の目的だ」と述べた。

 今回の公聴会の日程は12月16日。証人のリストを含む公聴会のその他の詳細なスケジュールは来週提供される。

 ジョンソン上院議員は9日、FOXニュースのショーン・ハニティ氏とのインタビューで、「私たちはこのような質問をしなければならない。ニューヨークからフィラデルフィアに送られるトラックいっぱいの投票用紙は何か。これはどういうことですか。公聴会を開いて疑問を提起し、答えを求めなければならない。米国人は何が起きているか知るべきだから」

 ジム・ジョーダン下院議員は最近、5千万人のアメリカ人が今回の大統領選挙が盗まれたと考えていると述べた。有権者の3分の1を超えているため、今年の大統領選挙の信頼問題も明らかにすべきだという。

 12月16日に予定されている上院公聴会は、2020年の大統領選挙における不正およびその他の不正の申し立てに対する連邦レベルでの初の公聴会となる。これまでにも、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルバニア州で何度か公聴会が開かれている。これらの公聴会のたびに、民主党の不正に関する膨大な証拠が暴露され、衝撃的だった。

(看中国記者・程雯/翻訳・柳生和樹)