マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官(イメージ:パブリック・ドメイン)

 マイク・ポンペオ国務長官は11月10日、米国は第2次トランプ政権への移行をスムーズに進めることができると述べた。バイデン氏当選の可能性を議論するのはばかげていると言った。

 今週、米総合サービス局は、選挙結果がまだ発表されていないため、バイデン氏チームは暫定政府への資金提供を受ける資格がないとしている。その結果、バイデン氏移行チームの米総局へのアプローチは失敗に終わった。

 火曜日(10日)の国務省の記者会見で、国務省がバイデン氏の移行チームに接触したのかと記者団から質問された時、ポンペオ氏は、移行政府についての質問はばかげている、国務省は選挙が安全、保障、自由、公正であることを確保することを非常に重視しており、 第2次トランプ政権をそのまま運営していくと述べた。

 ポンペオ氏は、選挙制度は米国憲法に明確に規定されており、憲法との整合性を十分に確保することが重要だと述べた。 投票の集計は現在も行われており、このプロセスが完了して初めて勝者が誰なのかが分かる。これは米国の憲法で明確に定められたプロセスである。

 また、すべての合法票の集計と不正票の排除を徹底する必要性を強調した。

 ポンペオ氏は「世界中から電話がかかってきた。人々は私たちの選挙に注目している。必要な法的手続きがあり時間がかかることを理解している」と述べた。

 火曜日、ドナルド・トランプ大統領は、「選挙の真偽調査の推進が大きく前進している、我々は勝利する!」とツイートした。

 米上院共和党のミッチ・マコネル党首は月曜日、「トランプ大統領は100%選挙の不正を調査し、法的なオプションを秤にかける権限を持っている 」として、バイデン氏が勝者であるという考えを議会の共和党が否定していることを発表した。

 米メディアのアクシオスは月曜日、関係者の話を引用して、現在、ほとんどの共和党の幹部の間で、バイデン氏チームの選挙不正を覆すためにあらゆる法律を使うという、明確なコンセンサスに達していると述べた。

(翻訳・藍彧)