国境の前線に送られる途中で泣いている中国軍の兵士(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 中印国境の緊張が高まり続け、双方は国境地帯で兵力を増強した。中国軍の兵士が国境の前線に送られる途中で泣いている映像が、ネット上で話題になっている。

 9月19日、ツイッターユーザーの「林才竣Michael」は、中国軍兵士が車内で歌いながら泣いている動画を投稿し、「中国・インド国境に派遣された兵士は、車内で歌いながら思わず泣きました。考えてみると、お金を使って入隊して、名を馳せて箔をつける予定だったが、今は敵の砲火に直面して消耗品となる運命に遭遇している」

 ネットユーザーは「これが中国共産党の親衛隊の本当の戦力であり、最も真実な姿です。彼らが死ぬほど泣いているのを見てください。このような軍隊に本当の戦力があるのか」「彼らの最大の功績は、香港で非武装の市民を殺害していた反送中運動の時に立てたものだった。彼らの泣き顔を見てみてください。中国本土の市民以外に、誰を相手できるのか」

 「戦争が始まって、犠牲に供されるのは全部これらの普通兵士である、権力のある富裕層の子供たちは海外で高級車を運転して、世界で一番おいしいものを食べている」というネットユーザーもいる。

 ツイッターユーザー「草祭」は、「ラダックの中国軍人は最低限の高地防護装備が不足しており、顔のほとんどが高原の紫外線でひどくやけており、雪山をパトロールしている間もゴーグルすらつけていなかったという。一方、インド軍は装備が充実しており、身体状況がよく十分な防御力を持ち、国を守ることに自信と大きいな誇りを持っています。 インドの兵士には軍人の尊厳がありますが、中国の兵士は軍人の尊厳がないだけでなく、海外の犬にも及ばないほどの状況に生きています」

 オーストラリア戦略政策研究所のAakriti Bachhawat研究員の分析では、中国側は中印両国の和平交渉の結果に絶えず違反し、インドを挑発し続けていることは、まさに国境での戦争の導火線に火をつける可能性がある。

 インディアンエクスプレス紙17日の報道によると、中国軍はダブサン盆地に2つの旅団を配置して、インド軍のパトロールポイント10~13までの道を遮断。こうしてインド軍がパトロールポイントに到達することを妨害し、このことは対立の数週間前から始まっていたと、インド将校が明らかにした。

 また、中国公式メディア「環球時報」によると、中国共産党は、約270機の「轟-6」爆撃機と、新型の「長剣-20」や「鷹撃-63」などの各種巡航ミサイルを配備しており、そのほとんどが東海岸付近に位置しているため、将来ラダック地域で衝突が発生した場合、中国軍に大きな優位性を与える可能性がある。

 しかし、インド軍も戦争の準備はできている。香港01の報道によると、インドはSu-30MKI戦闘機にK-100空対空ミサイル(KS-172とも呼ばれる)を配備しており、射程距離は最大300kmから400kmと推定されている。このミサイルは亜音速爆撃機に対して使用するために特別に最適化されている。また、インド国防省はロシアのS-400対空ミサイルをすでに発注している。

 一方、フランス通信社は18日、中印国境紛争が長期化する可能性があるとして、インドは4億米ドルを投じて海抜3,000メートルのヒマーチャル・プラデーシュ州に真新しい「アタ・ロタン・トンネル(Atah Rohtang)」を建設しているという。

(翻訳・藍彧)