広西チワン族自治区南寧市賓陽県で7月4日以降の豪雨により養豚場が水没し、飼育されていた豚約4500頭のうち2000~3000頭が死亡した。損失額は約500万元(約1億円)に上るとみられる。
当局は「洪水が引くまで死骸処分に入れない」としているが、専門家は腐敗が進む前の対応が重要な数日間を逃す恐れがあると指摘。死骸が破裂すれば汚染物質が農地や井戸水に広がり、レプトスピラ症や消化器系感染症、蚊が媒介する感染症などが数週間後に多発する可能性があるという。
また、家畜保険の補償が市場価格に届かないため、死骸が非合法に業者へ売却され、食用・飼料として流通する懸念も浮上。行政による回収・記録の仕組みの有無が、被害拡大を防げるかどうかの鍵になるとみられる。
