中国では、臓器の強制的な摘出が頻繁に暴露されている。最近、四川省のある中学生が道を尋ねる人を助けて、道案内をしていたところ、「臓器」を摘出され、道路脇で発見されたとの情報がネット上で出回っている。

 ネットユーザーが投稿した動画には、白い服を着た人が道路脇に倒れて、その周りに2人の警官がしゃがんでおり、通行人がそれを取り囲んでいる様子が映っている。情報筋によると、この男の子は道案内をしていたところ、誘拐されて、臓器を摘出された後、路上に捨てられたという。

 これに対して、多くのネットユーザーは、「本当に恐ろしい、今は何のご時世だ」、「中国では、臓器刈りは自転車を盗むよりも簡単だ」、「この子の臓器は恐らくどこかの高官とマッチしたのだろう」と怒りを表した。

 そして、このような事件は他にも複数件発生している。2022年8月には四川省のある店舗で、人体の残骸が10体以上掘り出され、臓器売買と関連があると疑われている。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、夜の闇の中、四川楽山冠英鎮にある家電修理の店舗で、多くの人がざわめき、車が行き交っている様子が映っている。現場にいたネットユーザーによると、この店舗から人体の残骸が10体以上掘り出された。数十体の遺体の器官が摘出され、肉挽き機でかき回した後、店に埋められたという。

 『自由時報』2019年の報道によると、近年、中国で子供を誘拐し、臓器摘出を行うという噂が広まっており、その残酷な内容から、多くの市民が依然として半信半疑の状態にある。しかし、路上で子供を誘拐した少年が逮捕された後、「兄は5人も殺した」と暴露した。多くのネットユーザーは、「以前は信じていなかったが、今は信じている」と認めた。
動画内容:
少年:兄さんは四川にいる
警察:何人を誘拐した?
少年:5人
警察:どこに誘拐されたのか
少年:全員殺された
警察:殺した!?どうして殺すのか?
少年:わからない
警察:兄は四川のどこにいる?
少年:わからない
警察:本当に全員殺したのか?臓器売買なのか?
少年:はい
警察:お前は馬鹿だ
警察:実の兄弟なのか
少年:いいえ、実の兄は人殺しなんかしない

 「法輪功迫害追跡国際組織(WTOIFG)」によると、2000年以降、中国の各地の都市や町には、臓器摘出と臓器移植に関与する病院が大量に出現し、一部の資格不足の小規模病院や専門医療機関も臓器移植を行っているという。

 臓器摘出事件が国際的に知られるようになったのは2006年からである。『大紀元』によれば、2006年3月に、東北地域の病院の元従業員である「安妮」という偽名の女性が、「中国当局は生きたままの人の臓器を摘出している」と暴露した。安妮氏によると、彼女の元夫は法輪功学習者の臓器を摘出した外科医の一人で、2001年からの2年間で、彼の手で2000人以上の法輪功学習者の角膜摘出手術を行い、そのうち多くの人々が臓器を摘出される際、まだ生きていたという。

 オーストラリア国立大学(Australian National University)の2022年の報告書では、中国当局が臓器摘出を処刑の手段としていることが確認されている。同報告書には、「臓器移植の95%は囚人によるものである。我々が検討した報告が正しいとすれば、外科医が心臓と肺を摘出することが囚人の死亡の直接の原因であり、外科医も処刑に関与している」と書かれている。

 また、調査によると、ウイグル人、チベット人、法輪功学習者、政治犯などが強制的な臓器摘出の主な対象であるという。

(翻訳・吉原木子)