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 米当局者のトム・マッギン氏とジョン・ホフマン氏は、中国の米国向け防護具(PPE、個人防護具)の輸出が2019年8月から9月にかけて約50%減少したことを明らかにし、新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)の真の発生時期について改めて疑念を呈した。英デイリー・テレグラフ紙9日の記事で分かった。

 マッギン氏は現在、国土安全保障省(DHS)の上級衛生顧問を務めている。ホフマン氏は食品保護防衛研究所で上級研究員として、数十年にわたり米国政府および軍隊に勤務してきた。

 マッギン氏とホフマン氏は、新型コロナウイルスが発生した本当の時期を明らかにするために、多くの時間を費やして研究してきた。米国税関・国境保護局(CBP)のデータベースを精査した結果、中国が医療用具の備蓄を始めたのは、発生よりかなり前であることが判明した。

 ホフマン氏はこの調査結果を、米国テネシー州に本部を置く、営利型として世界最大の医療提供者である「ホスピタルコーポレーション・オブ・アメリカ(HCAヘルスケア)」に連絡した。その後、HCAヘルスケアは、そのデータは極めて異常であることを確認した。HCAヘルスケアの関係者は、2019年9月末の時点で、手術用ガウンと手術用覆布(おいふ)の納入延期が発生し、病院内に混乱が生じたと指摘した。

 元米国務省のデビッド・アッシャー上席調査官は、「当時中国の購入量が増え続け、米国の各病院がマスク、手袋、手術ガウン、ゴーグルの正常な供給を得ることができなかった」と述べた。

 中国は2020年1月と2月のコロナ発生当初、世界の防護具を中国に輸送するよう努めていた。しかし、2019年8月と9月の買い溜め行為は、中国がもっと早い時期にコロナが発生することを知っていたのではないかと疑問視されている。

(翻訳・藍彧)