北京地下鉄19号線の右安門駅付近で4日、崩落事故が発生し、周辺の道路が封鎖された。中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)の開催まで後4日となる時点で、「崩落事故」が発生することは、六中全会も危険に見舞われる兆しではないかと揶揄するネットユーザーもいた。
ネットユーザが投稿した動画では、北京地下鉄19号線右安門駅付近で崩落事故が発生し、周辺の道路が警察によって封鎖され、多くの市民が周りで見ている様子が映っている。一部のネットユーザーは、これはまもなく開催される六中全会にとって、よい兆候ではないと述べた。
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— 中国悲剧档案【老号】 (@TragedyInChina) November 3, 2021
情報筋によると、北京地下鉄19号線が年末に開通するという。今回の事故が予定していた開通に影響を与えるかどうかは、まだわからない。
複数のメディアによると、六中全会は8日から11日かけて開催され、中国共産党の次期全国大会(第20回党大会)を前に、トップ層の「大交代」の伝統的な時期と重なる。習近平氏が再選を目指しており、注目度はさらに高まっていいるという。
(翻訳・吉原木子)