1月13日(水)、ジョージア州から新たに選出された共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員は、大統領就任式後の初日にバイデン氏を弾劾すると発表しました。 彼女の声明は、下院がトランプ大統領の弾劾案を可決するために2回目の投票を行ったことを受けてのものです。

 グリーン氏は、7,500万人の勇敢なアメリカ人のために心の声を伝えようとしたことであるとツイートしました。彼女は「国民は政府の不作為に倦厭しています。立場を表明する時です。無視されている共和党の有権者のために声を出すことができることを誇りに思います」と述べました。

 FOXニュースによると、グリーン氏はバイデンに対してどのような告発をするかについては具体的には明らかにしていませんが、米外交問題評議会(CFR)で行われた非常に有名なパネルディスカッションについてツイートしました。バイデン氏は、2015年に副大統領を務めていた間、ウクライナの大統領に同国の検察官ビクトル・ショーキン氏の解雇を促したことについて、当時の談話の中で語っていました。

 フォックスは、グリーン氏の動きが象徴的に見えたとコメントしました、「次の議会は民主党によって制御されるでしょう、そのため、グリーン氏は、より多くの両党議員の支持を得て、上院にバイデン氏に対する弾劾疑惑を提起することができます」

 水曜日、トランプ大統領は米下院で史上初2度目の弾劾訴追を受けました。下院民主党が弾劾の理由として挙げたのは、議会暴動の際に大統領が「反乱を扇動しました」というものでした。10人の共和党員がトランプ大統領を裏切り、民主党に仲間入りし、弾劾に賛成票を投じました。

(翻訳・藍彧)

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