「中共のスパイ王様」の娘・熊蕾氏(ネット写真)

 武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症、COVID-19)の中国各地での流行が広がっており、制御不能に陥ちる時点で、中国共産党(以下、中共)の公式メディアは、「中共のスパイ王様」と呼ばれる熊向暉氏の娘・熊蕾氏が武漢肺炎の流行をアメリカに濡れ衣を着せるという記事を掲載し、世論は騒然となった。

 近日、「中共のスパイ王様」と呼ばれる熊向暉氏の娘・熊蕾氏が、中共の公式メディアで『遺伝子の争いから新型コロナへ、ジャーナリストの記録と反省』と題した記事を掲載した。2万字を超える記事の中で、彼女は無名の生物学者の言葉を引用し、「SARSは生物戦争ではないが、生物戦争の効果を十分に発揮し、そして、特定性が強過ぎて、感染者はアジア系の中国人に特定した」と述べた。

 童增氏は著書の中で、「アメリカの科学機関が長年にわたって中国人の遺伝子サンプルを狩ってきたことと中国人が特にSARSウイルスに感染しやすいという現象と関連させて、SARSは中国に対する遺伝子兵器なのではないか」という仮説を提示した。童增氏自身も発言が仮説であることを認めたが、熊蕾氏は仮説を引用し、問題の重要性と中国人が警戒すべき必要性を強調した。

 熊蕾氏はまた、武漢肺炎をSARSに関連させ、SARSと武漢肺炎の期間中、オセルタミビルとレムデシビル製薬会社は米国の背景を持っていたと主張した。

 その記事が公開された後、台湾、香港、マカオのメディアに注目され、世論は騒然となった。「なぜオーストラリアが新型コロナウイルスの発生源調査を求めることで中共の制裁を受けていますか。中共はなぜ、ウイルスの発生源と言われていた武漢の海鮮市場を取り壊しましたか。」「ウイルスがアメリカからのものなら、なぜウイルスの発生源を調査しないのですか?アメリカはすでに調査に同意したのに、なぜ中国は反対していますか。その原因はなんですか。」「こうしてみると、中共は嘘をついてることがわかりました。」

 公開情報によると、熊蕾氏の父である熊向暉氏は、12年間ずっと国民党に潜り込んでスパイを務めていた。1949年以降、熊向暉氏は中共の多数要職を歴任した。毛沢東はかつて地下諜報活動を「一人のスパイが複数の軍隊に相当する」と呼んだ。現在、熊蕾氏は新華社通信の傘下の中国特集通信社の副社長兼上級編集長を務め、首都女性記者協会の副会長も務めている。

(看中国記者・黎小葵/翻訳・白鷺)

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