民主党のバイデン候補(Wikimedia Commons / Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0

 11月3日の米大統領選投票日を前に、10月25日、過去最高のペースで6千万人近くが期日前投票を済ませた。その前日の24日(土曜日)、民主党候補のジョー・バイデン氏は支持票獲得のためにペンシルバニア州に赴き、衝撃的な発言をした。

 バイデン氏は24日(土曜日)のビデオで、「我々はすでに米国の政治史上で最も広範で包括的な有権者詐欺組織を結成したと思う」と発言した。

 これに対し、ツイッターのフォロワー数が100万人に達したホワイトハウスのケイリー・マッケナニー報道官は、すぐに「バイデン氏が有権者の投票詐欺を協力した!ジョー・バイデンは『史上最も広範な不正投票組織』を持っていると自慢している」とツイートした。

 今回の発言で、バイデン氏は、自身の選挙活動に大規模な「選挙保護計画」を紹介したかったのだろうか? 同計画では、エリック・ホルダー元司法長官や数百人の弁護士が争議のある選挙での法廷闘争の準備をしているという。バイデン陣営はフォックスニュースのインタビューに対し、「過去数ヶ月間、法的、コミュニケーション、政治戦略の組み合わせを含む、史上最大の選挙保護計画を策定しており、今回の総選挙は前例のない選挙になるだろう」と語った。

 今回の選挙活動中、度々バイデン氏は誤った発言をしてきた。今年10月中旬に「上院選に出馬している」と発言したり、自分の元上司がオバマ氏であることを忘れたり、前回の選挙戦のライバルであるロムニー氏の名前を忘れたこり、9月中旬に「2億人のアメリカ人が武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症)で亡くなった」と言ったり、記者の質問に対し「有権者は彼の最高裁選などの見解を知る資格はない」と答える等々。

 ソーシャルメディア上では多くの有権者が、バイデン氏の明らかな記憶力の低下やアルツハイマー病の傾向を懸念しており、「大統領にはふさわしくないのでは?」と疑問視している。

 (看中国記者・肖然/翻訳・藍彧)

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