中国公式メディアの報道によると、中国甘粛省臨夏回族自治州積石山県で18日23時59分、地震が発生しました。震源の深さは10キロです。今回の地震は隣接する青海省の三つの県にも影響を及ぼしました。20日16時現在、地震により134人が死亡し、968人が負傷、13人が行方不明になっています。

 中国公式メディア19日の報道によると、地震が発生する前後に、積石山県の地元住民は多くのカラスが市内の低空で旋回するのを発見し、関連する動画がネット上で広がり、ネットユーザーの注目と議論を呼んでいます。一部のネットユーザーは、カラスの集まりが地震の前兆であるとコメントしましたが、専門家らは、「必ずしも関連性はない」と述べました。これに対して、「カラスを信じても、中国の専門家のことを信じたくない」、「やはりカラスの集まりが地震の前兆という説を信じる。なぜなら、それは先祖から受け継いだ経験だからだ」とコメントしたネットユーザーが多くいます。

 また、ネット上で出回っている動画には、甘粛省のネットユーザーが地震の数日前に、震源地の積石山県から約200〜300キロ離れた蘭州市の小さな山村で、地面に亀裂が入り、大量の白い煙が絶えず地面から出ている様子が映されています。

 複数のメディアによると、地震発生時の現地の最低気温はマイナス18度に達し、被災者たちは十分な救援物資を受け取っていないため、子供が凍死する事態が発生しています。

 今回の甘粛地震は、中国国内で広範な疑問を呼んでいます。なぜなら、甘粛省蘭州市政府は、9月13日に蘭州市西固区で「2023年蘭州電網大規模停電政府・企業協同連動総合緊急演習」を行っていたからです。当時、公式はこの演習の目的は、大規模停電事件に対する政府と社会各界の協同対応能力を高めることにあると主張していました。参加した企業には、国家電網蘭州供給会社の各部門や、蘭州市消防救助隊など、合計130人以上が含まれていました。

 演習の想定内容は「蘭州市西固区でマグニチュード6.2の地震が発生し、震源の深さは10キロ」というものでした。これは、18日に積石山県で発生した地震と完全に一致しており、両地はわずか100キロメートルしか離れていませんでした。

 これに対し、ネットユーザーからは、「新型コロナウイルスのパンデミック前に武漢空港で行われた演習に似ている」、「事前に知っていたかのようだ!」、「偶然にすぎないことはない」、「新型核兵器を試している可能性がある。以前に地殻から直接天に向けて強い光を放つ写真があった」、「中国共産党(以下、中共)が地震兵器をテストしている」、「新型コロナウイルスのパンデミックに関しても同じで、パンデミック発生前に演習を行い、中共はもはや隠していない」というコメントが寄せられています。

 2019年9月18日、中共政府は武漢市天河空港で新型コロナウイルスの予防演習を行い、その年の12月に武漢市から新型コロナウイルスのパンデミックが発生しました。

 米国に在住する時事評論家の江峰氏は、自分のYouTubeチャンネルでこの地震の発生原因について深く分析しています。

 江峰氏は、中共政府が地震発生後24時間以内に救援隊に全員撤退を要求したのは、情報を封鎖するためではないかと指摘しています。そして、どのような情報を封鎖しようとしているのか?また、過去10年間、中国のどこかで災害が発生した後、習近平は常に反応が遅い。例えば、7月31日に北京郊外の門頭溝区が洪水に見舞われた際、習近平は5日後にやっと救援の指揮と配備を開始しました。今回の甘粛地震は18日の深夜に発生し、習近平は例によらず、数時間後の19日に救災指示を出し、国務院副総理の張国清を災害地区に派遣しました。北京の洪水に対する習近平の遅い反応と比較して、1600キロメートル離れた人口24万人の积石山県の地震に対する習近平の異常に迅速な反応は疑問を呼び起こします。

 新疆ウイグル自治区のアルトゥシュ市で19日の午前9時46分にマグニチュード5.5の地震が発生し、震源の深さが10キロであり、甘粛省积石山県とは3000キロメートル離れていることに注目しています。地震が発生した時間は10時間以内です。アルトゥシュ市は南天山地震帯にあり、甘粛省积石山県は中国の南北地震帯に位置しており、これら2つの地域は異なる地震帯に位置しているため、互いに影響を及ぼすことはなく、同時に地震が発生することはありません。江峰氏は、地震が自然に起きなかった場合、中共の核武器実験が、異なる地震帯に位置するこれら2つの地域で、ほぼ同時に同じ深さで、同じ強度の地震が発生する唯一の理由だと指摘しました。

 江峰氏はまた、これら2つの震源地の中間に位置する新疆バインゴルモンゴル自治州に、中共の核実験基地があり、中共内部ではそれを馬蘭基地と呼んでいると指摘しました。中共は祁連山脈に沿って、馬蘭基地を含む大規模な核実験および訓練基地を地下に建設しました。中共内部では第21実験訓練基地と呼ばれています。この地域に駐留している中共軍の番号は解放軍63650部隊です。1964年に中共の最初の原子爆弾がこの実験場で試験爆発されました。1996年に中国政府は「核実験全面禁止条約」に署名し、その後、この基地での核実験は基本的に停止しました。今回中国共産党が本当に核武器実験を行った場合、これはこの条約に違反することであり、この核武器実験は国際社会の安全に対する重大な挑発行為となります。そのため、中共は最初に関連地域を迅速に封鎖し、真実を隠蔽するでしょう。

 江峰氏は、核武器実験を行うことによってのみ、中共が核武器実験によって引き起こされる地震の強度と震源の深さを正確に予測することが可能だと考えています。また、核武器実験のみが、習近平が地震発生数時間後に直ちに命令を下し、震災地に注意を払う原因となります。救援部隊が被災地に迅速に到着し、迅速に撤退することから、これらの部隊は救災に行ったのではなく、情報を封鎖し、核武器実験の威力を調査するために行ったことを示しています。

(翻訳・吉原木子)