中国で「村鎮銀行」と呼ばれる地方の信用金庫の預金者たちが1日、抗議デモを行った。預金額が 50 万元を超える預金者が、列車や飛行機などを利用するとすぐに監視されるため、今回は各自で鄭州市周辺まで行った後、徒歩で鄭州市市内に行く方法を採用した。

 ネットユーザーが投稿した動画には、赤い旗やA4の紙を持ちながら、道路を歩く大勢の預金者の姿が映っている。

 河南省の「村鎮銀行」で預金が引き出せなくなった事件が発生してから8か月経ったが、まだ預金を引き出せない大勢の預金者がいる。その間、当局は預金者を暴力的に鎮圧したり、陽性反応が出ていないにもかかわらず、「赤コード」にしたりしたことがある。

(翻訳・吉原木子)