ウィグル証言集会が3日、神奈川県大和市文化創造拠点シリウスで開催されました。(写真撮影:看中国/南緑彩)

 ウィグル証言集会が3日、神奈川県大和市文化創造拠点シリウスで開催されました。

 集会ではNPO法人・日本ウィグル協会の副会長であるレテプ・アフメット氏が証言を行いました。

 レテプ・アフメット氏によりますと、8月31日、中国・新疆ウィグル自治区での人権侵害を非難する報告書を国連が発表しました。同氏の推定では、およそ300万人が大規模に強制収容され、強制労働、女性に対する大規模な不妊手術の強制、親子を強制的に引き離されるなど迫害されていると説明しました。

 中国共産党の強制収容所には、老若男女問わず、様々な人々が収容されています。中でも、日本で博士号を取得し、日本の大学の研究者と共同研究をしてきた新疆大学の元学長も含まれています。

 強制収容所から出所することの出来た体験者の証言によりますと、強制収容所内では、拷問や虐待のほか、ウイグル語の使用禁止、異様薬物の投与、女性への性的暴行、中国共産党や習近平氏の崇拝への強要、朝から晩まで「ウイグル人に生まれて悪かった、間違っていた」との自己否定する表現を言わされるなどの迫害が行われているといいます。

 中国の元警察官である内部告発者は昨年10月、米CNNとのインタビューで、自身や同僚などの収容者が受けた迫害を明かしました。「どの町から、いつまでに、何人収容しなければならないというノルマが与えられたため、ノルマ達成のためにあるゆる人々を強制的に連行するしかなかった。役人を通して集会を開き、人々を集め、集団で連行したこともあった。自分が参与して収容した人たちの中に、罪を犯した人は誰もいなかった」と語りました。

 今年5月、第三者のハッキングによって流出した機密文書で、収容所内の様子が分かりました。機密文書の中には、施設から逃げる者は迷わず射殺せよと記載されています。また、「帰国したら逃すなよ」と記載されており、2019年に死亡した女性の記録がありました。

 両親が強制収容されたため、残された多くの子供が孤児となり、当局に引き取られた後に、「中国化」に向けた教育が行われています。大人を収容し、子供が生まれてこない様にし、残された子供達に対し、施設で中国共産党の教育で「洗脳」することが、中国当局の目的でしょう。

 世界中からこの迫害を辞める事をつきつけないといけません。

 日本では、2021年3月以降、102の地方議会が意見書採択をしています。

(文・南緑彩)