(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 世界一やりやすい運動は何でしょうか?正解はウォーキングです。ウォーキングは、骨や筋肉を丈夫にし、健康に良いという研究結果があり、これは世界保健機関(WHO)も認めています。

 ウォーキングとは何かというと、散歩とジョギングの中間に位置する運動のことです。ウォーキングは、ジョギングより簡単で実用的な運動であり、快適でフィット感の良いスポーツシューズがあれば気軽にスタートできます。そして、怪我をすることがほとんどなく、老若男女問わず、いつでもどこでもできる運動がウォーキングなのです。

 では、ウォーキングはどのような効果が期待できるでしょうか。

 1、腹部の脂肪を減らし、効果的にウエストを細くすることができ、きれいなボディラインを作りながら、より健康な身体を維持できます。

 2、心臓の機能を高め、虚血性心疾患の症状を緩和し、血圧を下げ、血管の弾力性を高め、血液循環を促進する効果が期待できます。

 3、足と腱を始め、全身の筋力を強化しながら、体の関節をより柔らくすることができます。

 4、消化腺の分泌機能を高め、胃腸の規則的な蠕動運動を促進し、代謝を高めます。

 5、室外でのウォーキングは新鮮な空気を吸うことができ、効果的に脳の疲労を軽減し、思考力を高めることで、作業効率を向上させることができます。

 良いところたくさんのウォーキング。その運動強度は人間の最大運動強度の40~75%です。有酸素運動とはいえ、ジョギングに比べると手軽で穏やかな運動なので、20分、あるいは60分以上続けても問題ありません。脂肪を落としたいけど、運動を続けられるか心配や、ケガをするのが怖いというあなた、ウォーキングに挑戦してみてはいかがでしょうか?

(翻訳・玉竹)