(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 今回は、地球上の16の面白い雑学的な事実を紹介します。

1.最も広い空間

 最も広い空間を持っている国はグリーンランドです。グリーンランドは世界で最も人口密度の低いです。2010年の統計データによると、国の総面積2,166,086平方キロメートルの土地に住んでいるのはたった65,534人です。グリーンランドの住宅街のほとんどは海岸沿いに集まっているため、海岸以外の地域の人口密度はさらにまばらになっているそうです。

グリーンランドの風景(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

2.最も混み合う都市

 最も混み合っている都市はおそらく、フィリピンの首都マニラ市でしょう。マニラ市は世界で最も人口密度の高い場所です。2007年の国勢調査によると、マニラ市には1,660,714人が住んでいますが、その面積はわずか38.55平方キロメートルです。

3.最も乾燥した場所

 最も乾燥した場所は、チリとペルーのアタカマ砂漠です。砂漠の中心部には、今まで降雨の記録がない場所すらあります。

4.最も寒い場所

 世界で最も寒い場所を南極で見つけるのは当然ですが、なぜそこまで寒くなれるのかは今現在謎のままのようです。冬には、ここの気温は摂氏マイナス73度まで下がることがあります。

 さらに、アメリカ地質調査所(USGS)によると、地球上での最低気温はロシアのボストーク基地で観測されたのです。1983年7月12日、当地の気温は摂氏マイナス89.2度まで急降下したことがあります。

5.最も暑い場所

 アメリカ航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星によると、地球上で最も暑い場所はリビア北西部の都市アジージーヤです。気象観測所の気温記録によると、1922年9月13日、当地の気温は摂氏57.8度に達しました。そして、気象観測所の観測範囲外には、もっと暑い場所があるかもしれません。

6.最も大きい木

 カリフォルニアのセコイア国立公園の森にある「シャーマン将軍の木」は、世界最大の木です。その幹は、1,486.6立方メートル以上の体積を有しているそうです。

シャーマン将軍の木と子供(Neal Parish from Oakland, CA, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

7.一番大きい生物

 英『ネイチャー』誌によると、アメリカのオレゴン州にあるマルール国有林で、ナラタケ属が発見されました。この真菌生物は8.8平方キロメートルに及び、2,400年以上前から生息しているそうです。

8.最大の盆地

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、太平洋は世界最大の海盆です。地球上のすべての水の半分以上を含んでいる太平洋は、約1億5,500万平方キロメートルの面積を占めています。世界のすべての大陸が太平洋盆地に簡単に収まるほどです。

9.最大の火山噴火

 1815年4月、インドネシアのタンボラ山の噴火が人類史上世界最大の火山噴火でした。火山爆発指数(註)でその爆発規模を示すとVEI-7となります。噴火の音は、約2,000キロメートル以上離れたスマトラ島でも聞こえました。噴火による死者数は71,000人と推定されています。

10.富に満ちている海洋

 海は実は富に満ちています。海洋資源を「宝庫」と表現するのは実に正しいのです。海水には、最大550万トンの金、5500万トンの銀、その他の無数のレアメタル、石油、天然ガス資源が含まれていると推定されています。

11.世界最深部

 海底で最も深い地点は、海面下約10,916メートルのマリアナ海溝です。一方、南極のベントリー氷河底地溝は、氷河底の地面の標高は-2,555mであり、水に覆われていない地点としては地球上でもっとも標高が低い地点です。一帯は3000m以上の厚い氷河に覆われています。

12.海に覆われた地球

 ご存知、地球の表面の約70%が海に覆われています。しかし、人類が探検したのは海の約5%にすぎません。つまり、地球上の海の95%は未開拓領域なのです。

13.最長の山脈

 世界で最も長い山脈は地上ではなく、深海に静かに座っています。中央海嶺として知られている海底火山山脈は、約65,000キロメートルにも及びます。マグマが海底から噴出するにつれて、火山活動が起こり、新しいプレートと海洋地殻が生成されるため、この海底山脈は拡大し続けています。

14.「爆発」する湖

 アフリカのカメルーン、ルワンダ、コンゴの国境地帯には、ニオス湖、マヌーン湖、キブ湖という3つの致命的な火口湖があります。湖の下のマグマ溜まりから放出された二酸化炭素は湖に入り、湖底の上に二酸化炭素に富む水層を形成しました。しかし、その濃度の高い二酸化炭素が火口湖より山麓へ流出すると、「湖水爆発」が発生してしまいます。

 1986年8月21日、湖水爆発を起こしたニオス湖から、大規模な二酸化炭素の雲が発生しました。大気中の二酸化炭素濃度が高くなり、近隣の村落の住民1,800人および家畜3,500頭が犠牲となりました。

15.初めて南極に到達した人

 南極を横断し、南極点に到着した最初の人物は、ノルウェーの探検家ロアール・アムンセンさんでした。他の4人と探検隊を組み、犬ぞりを使って南極点にたどり着きました。

16.夜空のオーロラ

 太陽からのプラズマが、地球の磁場と相互作用し、地球に集中するときに、極地の近くの上層大気と衝突すると、オーロラが形成されます。太陽活動が11年の太陽周期のピークになるときに、オーロラはより活発になります。

北極のオーロラ(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 以上、地球上の16の面白い雑学の事実を紹介しました。私たちが住んでいる地球に対する理解が深まったのではないでしょうか。

註:火山爆発指数(Volcanic Explosivity Index, VEI)とは、火山の爆発規模の大きさを示す区分である。噴出物の量により0から8に区分され、8が最大規模である。火山そのものの大きさではなく、その時々の爆発の大きさの指標である。

(翻訳・宴楽)