著名な宇宙物理学者・宇宙学者であるスティーヴン・ホーキング博士は、世界の終焉を予言し、人類が自らを救うための助言を教えてくれました。ノストラダムスも古代マヤ人も世界の終焉について予言していましたが、人類は幸運にも絶滅とすれ違ったようです。これに対し、イギリスの超能力者・予言者であるクレイグ・ハミルトン・パーカー氏は、科学者よりも科学的な助言をしています。

 天地を俯瞰し神秘的な世界を探索します。

 番組「信じるか信じないかはあなた次第」へようこそ。

 みなさんこんにちは、ミンミンです。

 世界の終わりまであと1日あるとしたら、この日に何ができるでしょうか。

 私達はいつも忙しさによって、お別れすること、愛することや所有すること、補うことや称賛すること、痛みや悲しみを感じることも間に合いません。しかし、2019年から2021年にかけて、人類が経験した災難は、私たちの歩みを遅らせ、ドアを閉めて自粛している間に、無意味に思える予言を再び取り上げ、考えざるを得なくなりました。人類は果たして滅亡に向かっているのでしょうか?

 インドの神童アナンド君、火星から来た少年、盲目の老婆ババ・ヴァンガと違って、科学理論の基礎がしっかりしている著名な宇宙物理学者スティーヴン・ホーキング博士は生前、「人類は、今後数世紀の間に自分が生き残ることを真剣に考えなければならない。私は人類の危機を目の当たりにし、過去にも多くの人類の存亡の危機があった。 同じようなことが起こる頻度は増えていくだろう、そのような危機を回避するためには細心の注意を払う必要がある。」と述べました。

 また、「今後200年の間に人類が宇宙の進出に成功すれば、災害を回避できる 」と予言しました。

 アインシュタインに次ぐ世界で最も有名な科学者であり、「宇宙の王」と呼ばれるホーキング博士の「地球滅亡説」は本当に恐ろしいですね。

 ホーキング博士の予言や人類への助言は、果たして正しいと保証されるのでしょうか。

 「新ノストラダムス」と呼ばれる英国の超能力者・予言者クレイグ・ハミルトン・パーカー氏は、別の見方を出しています。これを見ていきましょう。

 一、世界終焉説は外れたか?

 世界の終焉についての予言は、多くの国や民族の伝説に描かれています。現在人類の歴史において、この話題は2度盛り上がりました。1回目は、ノストラダムスの予言詩「諸世紀」に現れました。

 1999年7月

 アンゴルモワの大王をよみがえさせるために、

 恐怖の大王が空から舞い降りてくる。

 人々に幸せな生活を与えるという名の下、

 その時には、マルスが世界を支配する。

 ノストラダムスの予言は、通常、正確な時刻を示しませんが、この予言詩だけは正確な時刻を示しており、世界終焉の予言と考えられています。「恐怖の大王」がやってきたにもかかわらず、世界は終わっていません。

 しかし、一部の超能力者は、ノストラダムスが予言した世界の終焉は本来1999年でしたが、予言されていた聖人の降臨で歴史の軌道が変わったと話しています。そのため、人類がミレニアムを過ごしたとき、世界中が歓喜に包まれたお祝いをし、花火を見て感謝の涙を流した人も少なくありませんでした。

 2回目は、2012年に世界の終わりが来るという古代マヤ人の予言であり、この予言の影響範囲はもっと広いのです。ハリウッドでは『2012』という映画を製作しました。

 古代マヤの歴史書には、「太陽の時代には5つのサイクルしかない、太陽はサイクルごとに1回死ぬ、太陽が5回死ぬと、地球は滅びる」という説があります。

 マヤ暦を見ると、第5の太陽時代はマヤ暦113年に始まり、2012年12月21日頃に終了することがわかります。そして2012年以前、われわれが生息している地球は、ちょうど第5の太陽時代の終焉を迎えています。

 マヤの予言によると、「太陽の時代」の一つのサイクルが終わるたびに、地球には恐ろしい大災難が起こるというのです。第1、第3、第4の太陽時代が終わりを告げようとしていた頃、地球上では大洪水が発生し、人類の住む大陸が水没させられました。第2の太陽時代は、大洪水を免れたものの、地球の磁極移動によって滅されました。

 最初の4つの太陽時代の大災難は、当時の地球上の人類と文明の終焉をもたらしました。このことから、古代マヤ人は第5の太陽時代に、地球上の人類が滅亡することを予言していたのではないかと考えられています。「2012年12月21日の暗闇の後、22日の夜明けは来ない」という記述は、古代マヤ人の予言から来ています。

 過去の伝説によると、第5の太陽時代の終わりには、太陽の消滅、地球上での大地震、または大洪水のいずれかが起こると言われています。

 しかし、人類にとって幸運なのは、再び2012年を乗り越えました。人類は本当に永遠に幸運でいられるでしょうか?

 二、予言者「多難な2021年」

 イギリスの超能力・予言者クレイグ・ハミルトン・パーカー氏は、「新ノストラダムス」と称えられています。

 パーカー氏は欧米では有名な予言者として、2017年にすでに、ウイルスの地球への侵入、英国のEU離脱、2016年の米国選挙でのトランプ氏の勝利、フランスのニースでのテロ事件などを予言し、驚くほどすべてが実現しました。

 パーカー氏がソーシャルメディアに投稿した2021年は、マレーシア予言者Dato Anthony Cheng氏と同じく、2021年は異常な年、しかも多難な年であり、2020年よりも頻繁に災害が発生する年だというのです。

 「新型コロナウイルスがしばらく続き、来年の夏頃には航空業界が元に戻る一方で、中国では別のウイルスが流行し始めるかもしれない」という予言は、ウイルス変異株の出現によって実証されたようです。

 パーカー氏は、2021に入って、世界経済と軍事同盟はますます増えることが世界にとって、まさに厄介なことだと述べました。「ロシアは中国に武器を売り、その見返りに中国は米国から盗んだハイテク技術をロシアに売る 。一方、北朝鮮の金正恩氏は、再び多くのミサイルを発射するだろう」

 「米国経済もあまり好調ではなく、代表的な映画会社をはじめ、多くの企業が中国の投資家に買収されるだろう」

 「ヨーロッパでは、イギリスのEU離脱により、ドイツ型の地域とフランス型の地域に分かれる。しかし、これは決して悪いことではなく、繁栄の始まりの前兆である。世界では、これからますます災害が増えていく。パンデミックの影響で、世界経済は衰退し反落する。特にインドは大きな苦境に立たされることになる。しかし、2021年のような極端な苦境を乗り越えて、インドはいずれ好転し、今後数年で中国を追い越すだろう」

 「残念ながら、世界は以前のようにはいかない。世界の小国の中には、深刻な苦難に直面する国もある。しかし、それが世界の歩みなのだ。最終的には、世界はかつてのようにグローバル化に熱狂することはないだろう。人々は自分の国の発展にもっと投資するようになり、分散型社会がますます重要になり、一般人にとっては大手企業がますます重要ではなくなるだろう。将来的には、現代のグループ・ヴィラやグループ会社に代わって、より多くの個人企業が登場するだろう。”

 「食糧危機と家を失うことが、2021年の世界の深刻な課題となるだろう。失業率は上がり、収入は減り、人々は本当に助け合わなければならなくなるだろう」

 「最も危険な紛争は、イスラエルとイランの間で起こるだろう。米国は、イランに対する制裁を解除し、これは実に悪いニュースだ。2021年、米国はイランと外交関係を再構築する。サウジアラビアは密かにイスラエルを支援し、両者の間には特別な同盟関係があるだろう」

 これについては、2021年4月12日の最新ニュースで現実となりました。イランは、11日のウラン濃縮工場への攻撃事件にイスラエルが関与していると非難し、「報復する」と主張しました。

 またパーカー氏は、「2021年には、テロリストが各国を攻撃し、例えばフランス・パリの空港でハイジャックによる銃撃戦が発生する可能性がある。フランスのパリ、マルセイユ、米ボストンとワシントンD.Cも爆弾テロに遭うだろう」と予言しています。

 しかし、現在、ウイルス流行の影響で各国の航空旅行はほぼストップしています。国際航空路線全体が完全に復旧しない限り、これらのテロリストが犯行する機会がないではないかと思いますので、しばらく様子を見ましょう。

 三、世界終焉の予言と対応

 今後、人類のテクノロジーは大きく変化し、停滞する可能性があるかもしれません。それは人類への警告なのかもしれません。パーカー氏は、未来には数多くの不確定要素があり、楽観視できないが、進む道はあると考えています。

 彼はソーシャルメディアで、2021年の予言の多くはかなり悲観的ですが、人々が精神的なレベルで成長することは重要だと述べています。「紛争や苦難、そして日を追うごとに増加する環境問題は、人々を一つに固め、人生の真の目的を探究する原動力となるだろう」

 そして、彼は「物事の存在は、人々の意識や行動、そして時間の流れに左右される。人の輪廻転生では、過去の善行や悪行が、現在や未来の人生に反映されている、世界の出来事は、実際には、歴史におけるれらの要因、力、影響の蓄積に影響されているのだ」と述べています。

 パーカー氏の発言は、世界すべての正法宗教の信仰で教えられていることと同じではないでしょうか。アナンド氏もDato Anthony Cheng氏も同じことを言っています。

 世界の終焉について、パーカー氏は、「太陽が赤色巨星に膨張して地球を飲み込んだとき、人類の意識が進化して、良知が唯一の現実であり、その良知が量子の世界に根ざしていることを認識できるようになる。これにより、人類は大きな精神力を持ち、太陽の中で生き延びることができる『スーパー生命』になるだろう」と予言しています。

 これは少し大げさに聞こえるかもしれません。

 私たちの認識では、太陽はとても「熱い」ものです。1879年に物理学者のヨーゼフ・シュテファン氏が、現在でも通用する太陽の温度を約6千度と推定しました。ここ数年、科学界では、太陽の表面が熱くないだけでなく、表面下にさまざまな生命体が生息しているという、驚くべき最新の見方が生まれています。科学者たちは、太陽が実は「スターゲイト」であり、宇宙の多次元な旅への入り口であると考えています。

 太陽が熱いと感じるのは、太陽が毎秒5万トンの水素を燃やし、水素の核融合で莫大なエネルギーを生み出しているからです。しかし、核融合自体は熱を発生させるものではなく、発生するのはガンマ線という高周波の電磁波で、この電磁波が何かに当たって、その中の原子を振動させて熱を発生させるのです。つまり、太陽そのものが熱いのではなく、太陽が放出するガンマ線によって、太陽が照らすものすべてが熱せられるのです。これは、私たちが普段使っている電子レンジの原理と同じでしょう。

 だから、パーカー氏のこの一節を読んだとき、彼は確かに超能力者・預言者だと信じました。彼は、人類が自らを救済するための道を示しました。つまり神のご期待通り、人類が良知を向上させてあらゆる困難を克服することです。人類自身の努力で、未来はきっともっと良くなるでしょう。

 ホーキング博士の世界の終焉についての助言と比べると、パーカー氏の方が少しは頼りになりそうな気がしませんか?

 世界の終焉が私たちとどのように関わっているかにかかわらず、これからの毎日を大切にし、毎日を最後の日であるかのように過ごしていきましょう。

 今日はここまでです。「信じるか信じないかはあなた次第」

 視点と情報を共有し、あなたとともに世界を探索します。ご視聴ありがとうございました。また次回お会いしましょう!