(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 私たちの生活を便利にしてくれるスマートフォン。しかし、知らないうちに、スマートフォンは私たちに多くのダメージをもたらしました。特に頸椎症の発症平均年齢がどんどん下がっています。では、スマートフォンの使用によるダメージを軽減するには、どうすればいいのでしょうか。以下の6つのNGを避けましょう。

 1、 長時間の使用

 スマートフォンの使用時間は、毎回20分間以内に抑えるのをお勧めします。ここで大事なのは、たとえ20分以上経っていなくても、目の具合が悪くなったら、すぐにスマートフォンを置いておいて、遠くを眺めたり、目の周りをマッサージしたりして、目の疲れを緩和することです。

 2、充電しながらの使用

 充電しながらのスマートフォンの使用は大きなリスクが伴います。バッテリーの寿命を短くするだけでなく、安定しない電流により爆発する恐れもあります。

 3、うなだれながらの使用

 一般人の頭部は4.5~5キログラムの重さがあります。しかし、スマートフォンを見る時、頭を下げ、60度ぐらい前傾すると、首にかかる重さは25~30キログラムになってしまいます。

 一方、人間の頸椎は、逆の「C」の形で繋がっている7つの骨で構成されています。長時間にうなだれるとと、この「C」の形がまっすぐになり、「I」の字になってしまうため、頸椎が気持ち悪くなり、さらには痛みやめまいが起こることもあります。

 そのため、スマートフォンを見るときは、30cm程度の距離を保つのがベストです。また、できるだけ目線と平行の高さに持つようにすると、首の前傾姿勢になる角度を緩和することもできます。

 4、就寝前の使用

 研究によると、寝る前にスマートフォンを使うと、脳神経細胞が興奮し、眠れなくなるだけでなく、睡眠のクオリティにも影響を与え、やがて健康に悪影響を与えます

 不眠症解消のため、スマートフォンをいじったりするとついつい眠くなれると思っている人もいますが、実はそのリスクはより大きいのです。スマートフォンの使用中、放熱により機体が熱くなるため、バッテリーが爆発したり、高温による火災が起こる恐れがあります。

 5、暗い所での使用

 暗い空間で、スマートフォンの画面だけが光っていたら、目へのダメージが甚大です。目の赤みが出やすくなるほか、近視が進む原因ともなります。暗い空間で、突然スマートフォンを開き、スクリーンの強光が目を刺激し、片目が完全に失明したという人がいました。

 6、移動中の使用

 歩く時、道を渡る時、階段を降りる時、運動する時、自転車に乗る時、車を運転する時に、スマートフォンを使用することは、命を危険に晒すことですので、絶対にやめましょう。

 以上がスマートフォンを使用する際に6つのNGです。これらを避けることで、スマートフォンを善用し、生活を便利にするだけでなく、もっと健康的になるようにしましょう。

(翻訳・詩詩)