米国務省
報道官室
ワシントンD.C.(Washington, D.C.)
2020年6月29日
マイケル・ポンペイ(MICHAEL R. POMPEO)国務長官の声明
米政府は香港への防衛輸出を停止
中国共産党が香港の自由を剥奪すると決定したことにより、トランプ政権(Trump Administration)は香港に対する各政策を見直さなければならない。北京が国家安全法の承認を推進していることを踏まえ、米国は本日より、米国を原産地とする防衛装備品の輸出を停止するとともに、米国の防衛と両用技術に関して、香港に対しても中国と同様の制限を課す措置を講じる。
米国は米国の安全を守るために行動しなければならない。香港への規制品目の輸出と中国本土への輸出を同一視する。人民解放軍の主な目的はあらゆる手段を講じて中国共産党の専制統治を維持するためであることから、これらのものが人民解放軍の手に渡る危険を冒してはいけない。
米国はこの行動を望んでいない。これは北京が国連で登録された中英共同声明(Sino-British Joint Declaration)の公約を違反したものの直接的な結果である。我々の行動は、中国共産党政権を目標としており、中国国民に向けられたものではない。 北京は今、香港を「一国一制度」として扱っているため、我々も同じことをしなければならない。香港の現地の実態を反映させるため、米国はより多くの追加措置を講じることを検討している 。
※ポンペオ国務長官の声明:
米国務省のリンク(英語):
https://www.state.gov/u-s-government-ending-controlled-defense-exports-to-hong-kong/
米駐中国大使館のリンク(中国語):
(翻訳・藍彧)