(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 長い間、人類は月への憧れと空想に満ちていました。地球の唯一の衛星である月は、どのようにして誕生したのでしょうか? 科学者たちの最新の研究で、月の起源が地球である可能性が高いことを発見しました。つまり、地球は月の「母」かもしれません。

 2019年に国際誌に掲載された論文によると、月面から採取された古代の岩石が地球から来たものである可能性を示唆しています。1970年代にNASAの有人月探査機アポロ14号によって月から持ち帰られたこの岩は、地球上では一般的な鉱物でありながら月には存在し得ない石英、長石、ジルコンからなる特殊な鉱物が2グラムも含まれています。研究者らは、この鉱物が形成されたのは40億年前、地球が形成されてから約6億年後です。

 当時月は現在の地球からの距離の3分の1しかなく、毎年月が地球から3.8センチずつ離れています。地球で月が形成されたという説は、近年の天文学領域の人気話題になっています。

 このように、地球上で月が形成されたという説は、近年の天文学でも話題になっています。また、月のチタン元素の同位体組成が地球のチタン元素と同じであることも発見されています。これも、月が地球から形成されたという有力な証拠の一つです。

 月の起源については、「史前人工月」とも言われています。ある超能力を持つ僧侶が「月は先史時代の人間が作った、宇宙を長い間旅することができる宇宙船です。当時、人類は夜の照明問題を解決するために月を作り、月の正面は完全に磨かれており、夜は光を放ち、地球の夜を日のように明るくライトアップすることができます。月の内部は精密制御機器であり、その精度は現在の最先端技術よりはるかに超えています。これらの制御機器は、地球の周りを回る月の正常な軌道を維持することができます。月はある超高密度の尽きることのないエネルギー源を使用しているため、今日まで月の自転によって、地球を回ることができます」と話しました。

 この理論はまだ公認されていません。さらなる研究を重ねることで、いつか月の起源が解き明かされるでしょう。

(翻訳・北条)