中国メディアの報道によると、あるネットユーザーが湖北省咸寧市の香吾山動物園に遊びに行った。チケットが15元(約250円)で、園内には虎、獅子などの動物が飼育されている。オオカミのケージに行ったとき、外には「オオカミがいる」という大きな看板が張られていたが、近づいてよく見ると、なんと中にはオオカミではなく、ロットワイラーという犬種の犬が入っていたのだ。
「犬をオオカミとする」動物園に絶句した同ネットユーザーはこのことをネットに公開し、熱論を巻き起こした。多くのネットユーザーから「少なくとも狼犬にすれば良かったのに」「ハスキーでもいいじゃない?ぱっと見似ている」「ハスキーならオオカミだと信じてしまうかも」といったコメントが寄せられた。
香吾山動物園はこれに対し、「オオカミのケージには元々確かにオオカミがいたが、高齢で亡くなった。それに観光客減少と園の経営状況不振により従業員を削減した。すると正門からではないところから不当に園内に侵入する者が増えたため、番犬を買い始めた。本来は番犬の役割を務めるロットワイラーを安置する場所がなく、オオカミのケージに入れた」と説明した。
(翻訳・北条)