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西安政府、大量の寄贈食品を廃棄か

(YouTubeチャンネル「財經慧眼」より)

 西安市ロックダウンが続く中、西安市ネットユーザーが複数の動画で、寄贈の食品が政府部門に捨てられ、市民に送り届けられていないことを指摘した。

 中国メディアの報道によると、陝西省安康市市民王軍が1月初めに、10人のボランティアと一緒に1万のマントウ(中国のパン)を作り、西安に送り届けた。しかし、ネットユーザーの動画によると、22日に大量のマントウがゴミ箱に捨てられていた。規定によれば、各地の寄贈物資は政府部門が統一に配布することになっている。これに対し、西安政府は、廃棄されたマントウは他の店舗の消費期限が切れたものであると説明した。

 また、複数の動画によると、数十箱もの寄贈の野菜がゴミ箱に捨てられていた。中には新鮮なものもある。

 関連動画はネットユーザーの注目を浴びた。「これだけの寄贈物資が全国各地から送られてきたのに、一部のコミュニティは何回も配られ、食べ切れず捨てたのに対し、全く配布されないコミュニティもある!大量に腐っていく野菜をみて寄贈者はどう思うのか!責任追究すべきではないか」と非難するウェイボー(微博、weibo)のユーザーもいた。

 他にも、確かに野菜などの生活必需物資がゴミ箱に捨てられていたのを証言するネットユーザーがいる。

(翻訳・北条)

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