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ロシアのプーチン大統領、側近らが感染のため「自主隔離」

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(Kremlin.ru, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons)

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の側近らが新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)に感染していたことを受けて、大統領は一定期間自主隔離する必要があると、RIAノーボスチが14日に報じた。

 ロイター通信によると、ロシア大統領府は14日、「プーチン氏は健康で、コロナに感染していない」と発表した。確認された側近らや護衛がワクチン接種をしていたかどうかはわからない。プーチン氏の自主隔離は大統領職に直接影響がなく、通常通りの仕事を続けるという。

 AP通信によると、プーチン氏は14日の官僚らとのオンライン会議で「側近の何人かが新型コロナウイルスに感染した。13日に一日中、話をしていた人物も含まれている」と発言。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、プーチン氏の隔離期間や、感染者の身元を公開せず、数名の感染を確認したとだけ述べた。

 プーチン氏は隔離直前の13日にベラルーシとの合同軍事演習を視察し、パラリンピアンやシリアのアサド大統領(3月感染したが回復)と会談し、握手を交わしていたという。その後、自主隔離することを決めた。

 プーチン氏は自国産ワクチンのスプートニクVの2回接種を終えており、2回目は今年4月に受けた。

(翻訳・徳永木里子)

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