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安倍晋三氏「日本はすでに米中対立の最前線だ」

安倍晋三元首相(Prime Minister of Japan Official, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons)

 米中の覇権争いが白熱する中、菅義偉首相は来月米国を訪問し、バイデン大統領と会談する予定。「日本はすでに米中対立の最前線に立っている」と安倍晋三前首相は27日に述べた。

 当日、安倍晋三氏は、自民党新潟県支部連合会で講演し、中国の軍事力の台頭、東シナ海と南シナ海の情勢に言及した。菅首相の訪米について、安倍氏は「米国が外交と安全保障戦略の重点をインド太平洋地区に移転したことで、『 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約 』が重要な役割を果たすことを意味する」と述べた。また、「インド太平洋地区はすでに対中戦略の最前線であるという心構えを意識し維持した上で、外交安全保障政策に力を入れるべきだ」と指摘した。

 

【編集・制作】Visiontimesjp News

 

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