サイトアイコン 看中国 / VisionTimesJP

米メディア:トランプ政権はWHOに代わる国際機関の設立を検討している

講演中のトランプ大統領(イメージ:ホワイトハウスの動画スクリーンショット)

講演中のトランプ大統領(イメージ:ホワイトハウスの動画スクリーンショット)

 米政治メディアの「ポリティコ(Politico)」は情報筋の話を引用し、ホワイトハウスはある議案を起草していると報道した。その草案が可決されると、米国は世界保健機関(WHO)及び関連機関への拠出金の支払いを停止する可能性があるという。草案はまた、国務省と米国際開発庁及び他の機関に対し、WHOに割り当てられている資金を既存の代替組織に割り振るよう求めている。

 報道によると、トランプ政権は国務省、米国際開発庁および他の資金提供機関に対し、WHOに拠出するには以前よりも高いレベルの許可を得ることが必要だと伝えた。

 関係者によると、ホワイトハウスの一部の補佐官は、1990年代半ばごろにエイズ対策の強化するために設置した国連合同エイズ計画(UNAIDS)を基礎として、WHOに代わる機関の設立を提案した。

 報道によると、国務省と国際開発庁の多くの官僚はWHOの改革に賛成し、国連全体をも広範囲に改革すべきだと考えている。そして彼らの多くは、中国共産党政権が国際機構に過度な影響を及ぼしていると警戒している。

(翻訳・玉竹)

モバイルバージョンを終了